鴻之舞(こうのまい)鉱山　昭和27年の新聞紙

2009年4月探索

鴻之舞地区を徒歩で探索中、風に吹かれて新聞紙が飛んできた。
周囲を見ると、5～6枚の新聞紙が散らばっている。

この辺りは無人地区なので、誰かが捨てに来たのだろう･･･

こんなトコに古新聞捨てたの誰だよ(怒)と思い、まとめて処分しようと手に取ってみると･･･

～～!!

昭和27年？？

周囲を探索すると、新聞紙はどうやらこの建物から飛んできたようだ。

厳重な造り。窓には格子が填められている。

鉄製の扉は蝶番が壊れ、閉じる事は出来なかった。

内部へお邪魔しますよ～

書籍、書類などが大量に残る。
当時の新聞も大量に残されていた。

外に散らばっていた新聞紙はココから飛んできたのだろう。

この建物は書類の保管庫だったようだ。

建物の壁に住友のエンブレムを発見した。

(鴻之舞鉱山は住友金属鉱山(株)の経営だった)

保管庫全景。

60年前の新聞紙が原形を留めたまま外に散らばっている様は、なかなか驚きの光景でした。



※ 探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
記事中の物件を探索し、事故・トラブル等生じても当方は一切の責任を負いません。