雲上の楽園　松尾鉱山　緑ヶ丘アパート群④

2014年8月探索

上：
この時期は探索向きではなく、草木の浸食度合いがすごかった。
場所によっては、一階部分がほぼ草で覆われていた。


下：
酒瓶などが割れて床に散らばっている。

牛乳瓶を落とさないよう気を付けながら、階段で上階へ。

当時の木製窓枠がかろうじて残る。

暗い室内に差し込む光が眩しかった。

窓枠から身を乗り出して撮影。

何とも言えない眺め。
ぼーっとしながら眺めていると、自分が今どこにいるのか分からなくなる感じです。

落ちると死亡なので程々で撤退します。

この部屋には、窓の際に小さな樹が生え始めていた。

次回来る時は、もっと成長した姿を見せてくれるだろうか？

遠くには一棟だけ離れて残る至誠寮が見える。

この窓から見えた往時の様子はどんな感じだったんだろう。

暗雲が垂れ込み、アパート達が不気味な雰囲気を醸し出す･･･

閉山から何年も経ち、このアパート達はここが無人地帯になる経過を黙って見ていたのだろう。

残された遺構と意思疎通が出来れば面白いだろうな･･･
と、こういう場所を探索する度に感じます。

(感じるだけですよ。たまにしか話し掛けはしませんw)



⑤へつづく



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