旭沢橋梁 2010-2015
投稿日 : 2015年02月18日
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2015年2月探索
シューパロダムの湛水によって昨年春より水没していた旭沢橋梁が、ダムの水量低下により姿を現したので調査に行ってきました。
旭沢橋梁:
三菱鉱業大夕張鉄道線で使用された橋梁。
橋梁長=約72m
橋梁上~地表迄の高さ=約30m
珍しいトラスドガーダー形式の橋梁です。
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左:2010年9月撮影
右:2015年2月撮影
橋梁上は雪を被っているので、このアングルでは水没による変化の度合いはあまり分からない。
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という事で、今回は崖を下り低い位置から調査ですw
この位置からは見るのは初めてだ。
上から見ると足がすくむ高さですが、下からは大したことない様に見えるから不思議です。
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天気がイマイチで暗かったのが残念だが・・・
見たこと無い構図なので新鮮な眺めだった。
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橋脚には水没時に引っかかったと思われる枝が残っていた。
周囲に転がる氷の塊は薄赤い。
おそらく橋脚のサビが氷に混じった為だろう。
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右:
サビによる劣化がかなりの範囲で見られた。
この路線は主に運炭(石炭を運搬搬出)用途で敷設されたものだ。
こうして見ると、石炭満載の機関車が通過していたとは考えられないような華奢な造りだ。
左:
橋脚からシューパロ湖方面を眺めると、こんな景色が見えた。
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上:2010年9月撮影
下:2015年2月撮影
同じ角度から見ると、かなり劣化していることが分かる。
おそらくダム満水時には橋梁ほぼ全部が水没していたのではないだろうか?
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春になるとダム水位が再び上昇し、次回はいつこのような姿が見られるか分からない。
水位の変化を調べ、定期的にこの橋を観察しなければ・・・と思い、次の調査地へ向かった。
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