先日、朝のワイドショーで事故の動画を見ました。と言っても例のポルシェではなく。
トラックに幅寄せされて事故ったと主張する車が追い越し車線に無灯火で停まっていて後続車に追突される動画です。この際前がどう事故ったかは私にとってはどうでもよくて(苦笑)
個人的にはBD5に乗っていたころに似たシチュエーションに出会ったことがあります。
立川に住んでいる友人を送った帰り道、雨の中央道を都内方面に走っている時に遭遇しました。ライトは今と違ってハロゲン(白熱電球)。ただ当時はまだ20代 眼がよかった。
結構大雨の追い越し車線走っていて、前に「ん?」と違和感感じて減速したら単独事故で中央分離帯に接していた車を発見!ブレーキングから左によけることができて事なきを得ました。
その時も事故したてだったのか?それとも電気系統が逝っていたのか?車体の前後がつぶれて灯火がダメになっていたのか?ハザードや灯火類は確認できませんでした。今考えても肝冷える(滝汗)
BD型レガシィはABSだけで車両安定装置(ESC)は付いていなかったけどとっ散らかることなくかわせました。あの時の
タイヤとスバルのシャーシ性能と隣に車が居なかった幸運(幸運というか車の群れにいるのが嫌だから抜け出していた)と自分の眼に感謝。
避けた後はホッとして申し訳ないけど夜中0時過ぎだったのもあり(当時は千葉まで帰る必要があった)そのまま走り過ぎました。下手に停まって追突喰らうのも嫌だったしね。その代わり遠ざかりながら少しの間ハザードを焚きました。
今なら
ライトが明るくて(
でもLEDは雨の夜見難い)、
車両安定装置も付いているけど肝心のドライバーの目が夜目効かなくなってるよね。
なので先進安全装備としてナイトビジョンが開発されてくるわけだw
で、件の動画を見ると悪いことに車体の色が
クロなのね。それで雨の夜間。
私がBD(ピュアホワイト)→BL(アークティックホワイトパール)→VAB(クリスタルホワイトパール)と歴代白い車を購入している理由はコレです。
(他の方の選択を批評・批判しているわけではありません。個人的な理由です 念為)
ってのは半分冗談で、おっさんなので漫画の方が後なんだ。
それ以前に実は1960年代からドイツのダイムラーベンツはカタログのカラーコードのところにトンネル内での視認性と題してユーザーが車両色を決める参考になるようなデータを示していました。
私も免許持ってなかったころからカタログを見て知っていました。
これが本当の理由(笑)我ながら車オタクっぽいね~w なのでWRXと言えばWRブルーでしょなんて風潮など目にくれず一番被視認性の良い白を購入(あくまで私の理由ですよ 念為)。最近のコートが多くて追加の費用が掛かるのは何とかしていただきたい。
せっかくいい啓蒙になるのに何でやめちゃったんだろうね?もったいない。
言われれば気付いて考慮するユーザーもいるかもしれないのに。
ブラックやミッドナイトブルーと言われる色は本当に目立たないのね。
ボディーカラーについては、明るい色の方が特に夕暮れ・夜間・霧の中では暗い色よりも2倍~8倍位の距離から視認される事が解っています。
日本で行われた
ヘルメットの夜間被視認性を調べた実験では「蛍光イエロー」が一番目立つそうです。こっちは5倍くらいですね。実験条件がわからないので何ともだけど似た傾向なのかな。
私がベンツとボルボの安全に対する姿勢は一つとびぬけているとよく言う理由ももここに。
ベンツは1960年代から夜間見えやすいボディーカラーを啓蒙していて、それまでドイツ国内のタクシーのボディーカラーは黒だったのを明るいライトアイボリーに変える「法律制度」を作るきっかけを作ったのもベンツ。
その法律は1970年に施行されました。
今でも
「ドイツ タクシー」で画像検索するとライトアイボリーの車がたくさん出てきます。
安全のために国を動かして法律まで変えさせるってことをベンツもボルボもやっている。
日本の自動ブレーキは「完全停止」を認めなかった頭の固い国交省をあの手この手と科学的根拠と外圧で屈せさせたのはボルボ。おかげでスバルもアイサイトをタイミングよく売ることができたのね。スバルでは出来なかったことをやったのがボルボ。
他にも「てんかん」の研究を自動車メーカーがやったりしているのね。なぜって?私も最初思ったけど、高速道路の対向車のライトがガードレールの支柱などによって断続的にさえぎられて、チカチカ点滅して光ることが発作を誘発させることがあるからと、自動車メーカーが研究してガードレールの支柱の作りなどを検討していたんですよ。
件の動画の場合むやみに車体の外に出ていたのが危なかったですね。
何はともあれ事故るといろいろ台無しなので安全第一で行きましょう。
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Posted at
2020/08/08 10:43:59