ブリーザー＆インタークーラー洗浄（その１）

ある日、マフラーから猛烈な白煙が噴出しました。バックミラーで後ろを見ても真っ白で何も見えない程です。しかも、とても焦げ臭いです。

加速時に限って発生するとか減速時に発生するとかではなく、加速していようが減速していようがアイドリングしていようが、常にモクモクです。

グーグル先生に聞いてみた所、

「ブリーザーが詰まる」
↓
「ケース内の圧力上昇」
↓
「タービンに送られるオイル量増大」
↓
「タービン軸からオイル漏れ」
↓
「そのまま燃焼室にオイルが吸い込まれ燃焼」

という事例が多いようなので、ブリーザー周りを洗浄・交換する事にしました。

画像はインタークーラーの出口です。
オイルがたっぷり付着しています。

ブリーザーホースは新品に交換するのですが、ホースが繋がっているヘッドカバーも洗浄しなければあまり意味が無いので、ヘッドカバーも外します。

以前プラグ交換をした時（http://minkara.carview.co.jp/userid/1760612/car/1303632/2223804/note.aspx）と同じ手順でインタークーラーを外しました。

インタークーラーのステーを固定している３本のボルトを外します。
以前は一番手前のボルトを外す事が出来ませんでしたが、この、タイミングベルトのカバーに固定されているホーズを外せば、ステーを固定しているボルトを簡単に外せると、どなたかの整備手帳で読んだので、その通りにやってみたら本当に簡単に外せました。ありがたい事です。

インタークーラーが繋がっていたホースやインテーク、及びブリーザーホースの差込口に、良からぬ物が入ったりしないように、ラップとゴムで蓋をしておきました。

ヘッドカバーを開けている間に雪でも降ってきたら大変なので、ブルーシートで屋根を作りました。

ああ、ガレージが欲しい！！

ヘッドカバーを取り去りました。
２０年の歴史を感じる凄まじい汚れ具合です。
これはフラッシングとかしたらあかんヤツかも分からんですね…。

せっかくヘッドカバーを開けたので、バルブクリアランスの点検・調整も行いましたが、それは別の項で書きます。

外すべき物は全て外したので、後は暖かい家の中に持ち込んでお掃除としゃれ込みます。

その間、ヘッドに良からぬ物が侵入しないよう、ゴミ袋を被せておきました。

ヘッドカバーの裏側です。
この時点では、「思ったほど汚れてないなぁ。良かった良かった。＾＾」と思っていました。

後ほど、決してそうではない事を思い知る事になります。

ゴムで出来たガスケットは、ひび割れを起こしていました。
実際、ここからオイルが滲んでいました。
もちろん新品に交換します。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…つづく