バルブカバーガスケット交換からのオイル漏れ発見

エキマニで焼けたオイル臭が強くなってきたので、日没による時間切れの心配はあるものの作業開始。

カバー本体の脱着作業は、各種ハーネス・ホースに阻まれ、想定以上のやり辛さ。

ディーラーが嫌がるのも無理は無い。

新品ガスケットを取り付けたカバーをヘッドに取り付ける途中で、内部部材に接触してガスケットの一部が脱落してしまうという鬼面倒な落とし穴。

試行錯誤して、最後は目視無し、指触のみでガスケットを定位置に収め、何とか日没前に終わらせた。

・化粧カバー外し
・エアクリ上部取り外し
・レゾネーター取り外し
・イグニッションコイル取り外し
・スタッドボルト取り外し
・ハーネス処理しつつカバー本体抜き取り
・ガスケット交換
・カバー本体据え付け
→メインガスケット後部外れる
・カバー取り付け位置仮置き
→フェンダー内部からブラインドでガスケット再組付け
・スタッドボルト取り付け（12Nm）
・イグニッションコイル取り付け
・他、復旧

そのため、ほとんど写真残せず。

久しぶりに激しく疲れた。

プラリベット10本程度を破壊しながらインナーフェンダーを取り外すと、バルブカバー後部角が目視出来、結構なオイル量。

角のスタッドボルトは、インナーフェンダーを取り外さないと作業は出来ないと思われる。

一番奥のイグニッションコイル固定ボルトにもアクセス出来ると作業が楽になるが、残念ながら無理だった。

取り外したボルトは予想通りの旧型式で、袴ゴム径が小さく、劣化でボロボロ。

前回はディーラーにガスケット交換を依頼したがスタッドボルトは未交換な為、新車から17年でここまで劣化した事になる。

カバー裏のガスケットは、何故オイル漏れか生じたのか不思議なほど柔軟性が残っていた。

オイル漏れの原因はガスケットの劣化では無く、スタッドボルト袴崩壊による締付力の低下だと、分解後に気付いた。

新品スタッドはゴム袴の直径が大きくなり、多少なりとも耐久性は向上しているのではないかと思われる。

交換後、試走を兼ねて15km程離れたレストランへ家族と移動。

オイル臭も無くなり、快適になりました。

106,916km

2024-10-21（月）追記

仕事から帰宅後、念の為オイル漏れの確認。
バルブカバー周辺に「は」漏れ認められず。

が、潜ったついでに各部をライトで照らすとE/G-T/Mの接続部付近に結構なオイルが垂れている。
．．．

薄茶色である事からE/Gオイルと思われる。
メインシールかしら？

SOD-1投入後、オイル漏れが増えてきた。
何故？
スラッジ除去の効果として、オイル漏れでしょうか？

流石にメインシール交換作業は出来ないので、MDS作動に支障が出たら困るので本当は使いたくないものの、リスローンを投入して経過観察する事に決め、早速手配。