純正フォグ用 H10 LEDバルブ交換&レンズ塗装(イエロー化)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
冷却ファンモーター劣化とレンズ曇りに伴い、バルブ交換とレンズ研磨・イエロー塗装を実施。
今回取り外したLEDバルブは2017年12月に交換作業を実施したので7年2ヶ月が経過。
取り外したバルブユニットは想像よりも汚れており、バンパー内部ではあるものの水滴や埃が避けられない様子。
さて、とうしたものか?
レンズ研磨・コーティングは2022年12月に実施したので2年2ヶ月が経過しましたが、想定よりは長持ちした印象。
2
車両購入後、レンズ研磨は前回が初めてだった。
「LOOXヘッドライトクリア&プロテクト」を塗布してから2年2カ月が経過したが、価格を考えるとそれなりの耐久力を発揮したのかもしれない。
3
インナーフェンダーのメンテハッチを開き、コネクターを引き出す。
低気温でカプラー爪が破損する恐れが高いため、ヒートガンで加熱してから取り外し。
バンパー裏に両面テープで貼り付けた変圧ユニット取り外しも、バンパーを加熱して粘着力を弱めたら「ペリッ」と剥がれた。
4
全作業を終えてから初期不良に気付くとショックが大きいため、この段階で点灯確認。
カプラーには「+ -」マークが表示されているので、配線白側を「+」に合わせて接続。
5
バルブを外そうとして回転するも、外れる気配無し。
そういえば、微妙なガタ付きがあったため、コーキング剤を使用した事を思い出す。
ランプボディー取り外しが必要とはいえ、バンパーやインナーフェンダーの取り外しは相当面倒なため、メンテハッチから暫く観察。
トルクス頭のタッピングビス2本と爪3箇所を外すと、ランプボディーがバンパーから抜き取れた。
6
ランプボディーを前方に抜き取り、配線を引き出す。
冷却ファンを保持して回しても、台座は一緒に回らないため、結果、ロック解除されない事が判明。
台座の突起にマイナスドライバーを押し当て、プラ部品を破損しないよう慎重に力を掛けると、徐々にシーラントが剥がれ始め、台座抜き取り位置まで回すことが出来た。
この画像から分かる事は、前方からレンズ周辺に吹き込んだ雨水が、上部の開口部からバンパー内部に入り込むため、開口部下に位置するLEDバルブ冷却ファンに降り注ぎ、結果損傷を早めるという事。
浸水対策は、レンズとバンパーの隙間をエプトシーラーで閉塞する方法が整備性を考えると無難かな?
7
レンズ内に水が入らないよう養生後、耐水ペーパーで劣化塗膜を研磨除去。
#1,200→#2,000→#4,000で水研ぎ。
8
塗装に備え、ヒートガンで強制乾燥。
9
説明書きを読むと、間隔を開けず塗り上げるとの記載があり、バラ吹きで弾かない事を確認後、数回往復しての一気塗り。
1本は使い切らず、スプレー缶の重さから6割程度を消費したと思われる。
数年で色抜けが起きると思われるので、経年変化を観察しよう。
10
本日低気温。
夕方からは天候が崩れそうなので、くみ上げまで終わらせたい。
段ボール箱にヒートガンを突っ込み、強制乾燥。
11
角度調整用のイモネジ。
緩むと面倒なため、低強度ねじロック剤を塗布して組み付け。
バルブ本体と台座の間に組み付けられているOリングは、イモネジのバリで千切れていた。
ツボサンでバリを除去し、耐水ペーパーで表面を整えた後、手持ちOリングにラバーグリスを薄く塗布して組み付け。
12
ランプボディーを車体に戻しタッピングビスで固定。
変圧ユニットは両面テープで貼り付けるが、配線長が短くなったためバンパー裏に届かず。
貼り付け位置をバンパー内部の黒プラ部品上に変更。
メンテハッチ等、各部を戻して作業完了。
13
作業終了と思っていたが「塗膜が定着・安定するまでの1週間程度は、洗車を避けるように」との説明書きがあった事を思い出す。
夕方からは雨、そして雪の予報。
レンズ前に養生テープを貼り付けて、水分と埃から簡易防御。
養生テープ越しでも光量UPを感じるので、光軸調整含め、一週間後が楽しみです。
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