目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
3月の車検にむけ、純正エキマニを装着してみる事にして作業。
作業途中に撮影した、比較画像。
ハウジングの開口、パイプ径、集合部の位置、触媒位置。
全く違うので、音量低下効果よりも、排圧上昇による異常加熱など、嫌な予感がする。
実際、交換作業終了後のアイドリング程度の熱量でも、触媒手前が真っ赤っかに見えた気がして恐ろしい。
O2センサー大丈夫かしら?
初めてのエキマニ交換なので、作業ポイントを備忘録として記録。
2
上から作業
イグニッションコイルカプラーを抜き、配線ごと助手席側に避難(オレンジ色のロック解除を忘れずに)。
3番、4番のプラグコードを抜く。
エキスパンションタンクの水平ホースを抜く。
パワステタンク取り付けステーの10mmナット2個を外し、ホース2本をフリーする。
エキマニ出し入れの際、ホースが端に寄るので断然楽になる。
エキマニ遮熱板の取り付けボルト1/2inch2本を外す。
3
下から作業
センターパイプとの14mmナット2個にラスペネ噴射。
フランジ横の助手席側トンネル遮熱版を外す(10mmナット2、8mmタッピング1)。
触媒後方のO2センサーをタイロッドロックナットレンチ+ゴムハンマーで緩める。
4
後方O2センサーのカプラーを外す。
が、ホルダーに固定したままだとコネクターが抜きづらい。
一旦コネクター全体をホルダーから抜いてから分離する方が楽。
ハーネスをホルダーから外して遊びを持たせてから、コネクター全体を車両前方に押して外す。
追記
ホルダーからコネクターを抜くにはロック解除が必要で、ツメ位置は最後尾の画像
5
構造不明だったため、今回はホルダーと一緒に外した。
結果、これまでの度重なる交換でロックが死んでいるのかは不明だが、前方に押せばスルっと抜ける事を知る。
追記
カプラー側にロックがある事を後日把握。
最終画像に残します。
6
本来の姿は不明だが、触媒前方のO2センサーコネクターは宙ぶらりん状態なので、ロックを解除して抜くだけ。
センターパイプフランジの14mmナットを外したら再度地上へ。
7
エキマニフランジの10mmボルト8本を外す。
ブレーカーバーで緩めて、その後はラチェットが楽。
パイプが太くて離隔が無いため、ストレートでは無理。
購入して1年経過して初めて使う事になったKo-Kenダブルユニバーサルジョイントが活躍。
ソケットは12角だと舐める可能性高いため、6角を根本まで入れてからトルクをかける事。
8
ボルト8本を外したら、車体下に移動。
エキマニ全体を上に持ち上げれば、センターパイプフランジのスタッドボルトから抜くことが出来る。
その後、エキマニ全体を下から抜く。
抜く際は、「パワステタンクからのホース2本」と「ケーブル風の何か?」を助手席側に避けつつ、フランジを左右クネクネと降ろしてくればあっさり抜ける。
抜くときはフランジの助手席側から抜き、入れるときはフランジの運転席側から入れると簡単。
ワンオフエキマニはパイプ側と触媒が分離出来るので更に楽。
抜いたら触媒前のO2センサーを取り外す。
エキマニ本体は外したついでに耐熱シルバーで全体を塗装。
9
組み付けは、逆の手順で進める。
エキマニフランジ用のボルト(M8、P1.25、首下30mm)はダイスを通してからスレッドコンパウンドを噴射。
E/Gブロックへのフランジ取り付けは、ほぼ目視が出来ないが、センター上側の2本ならネジ穴が見えなくも無いので、この2本から取り付ける方が楽。
各締め付けトルク
フランジボルト 24Nm
センターパイプフランジナット 60Nm
フランジ上遮熱板ボルト 13Nm
O2センサー 39Nm
10
ワンオフに戻す際は、INOVATE空燃比計のセンサー配線取り回しとボスへの取り付けを忘れずに。
フォルトコードが発生した、触媒前方のO2センサーは、今後の取替が楽に出来るよう、前後を入れ替えて触媒後方に設置した。
各センサーには、フォルトコード発生時の位置を「F、R」でマーキング済み。
11
車体側コネクターには、ステー取り付け部にロック機構がある事を後日把握したので、画像を残します。
先の細いピックツールなどでツメを横にズラすと解除されます。
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