ラジエターホース、サーモスタット、サーモハウジング、クーラント交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
コマンダーに続き、ミニの冷却系メンテナンス。
定番のハウジング漏れは2010年頃?だと思うので、14年程経過。
当初予定では、昨年3月の車検時に実施する予定だったが、マフラーやエキマニ交換で時間切れ。
1年経過してしまったが、やっと手を付ける事にして、数年前に購入しておいたアルミ製ハウジング、サーモスタット、上下ラジエターホースをまとめて交換。
2
アルミ製ハウジングは砂型の合わせ目がそのままなので、ツボサンで段差を削り取り、ハウジング面はオイルストーンで平面出しを行って準備完了。
3
バンパー、コアサポート、バンパーキャリアーホルダーを外し、ラジエター全体が遊ぶようにして作業スペースを確保。
エアクリ上蓋、インテークパイプ、スロットル上流パイプ、プレッシャーセンサーを取り外し、エアクリ本体は外さずに作業。
アッパーホースを先に外し、その後、ボルト3本を取り外す。
エアクリボックスやハーネスなど、邪魔になる部材が3本それぞれで異なるため、長さ違いのソケット、エクステを組み合わせての作業。
ヒーターホースが繋がっている樹脂製ホースジョイントに力を掛けないように注意してハウジングを抜き取り、E/G側に張り付いたサーモスタットを取り外し。
配管内部は想像よりも錆汁と思われるオレンジ色に汚れており、ビックリ。
トロ船に排出したクーラントにはスラッジが沈殿。
クーラント交換は車検毎にやるのが無難。
4
ロアーホースのポンプ側がなかなか抜けず、力を掛け過ぎて電動ウォーターポンプに影響が生じてしまうと詰んでしまうため、最終手段で切れ目を入れて取り外し。
2021年8月に実施したエキスパンションタンク交換の際、ロアーホースラジエター側がスポスポである事が気になりパーツを購入しておいたので、やっと新旧比較が実現。
ガバガバです。
5
サーモスタットのスプリング側をE/Gブロックに向ける事、エア抜き穴を上にする事、取り付け面を清掃する事。
新品購入したHELLAのサーモスタットに付属していた薄茶色パッキンよりも、取り外したサーモスタットの真っ白シリコンパッキンの方が柔軟性が高く、二つ並べてしばし悩む。
結果、真っ白を採用(再利用)。
そして、締め付けトルクは12Nm。
6
組み付け後のアルミハウジング。
ん?
サーモの向き、どっちだ?
7
アッパーホースには、Defi水温計センサー用のジョイントを割り込ませるため、ホースを切断して長さ調整。
8
ラジエター側の取付は、ノズルに力を掛けてタンクを破損しないよう慎重に作業。
9
BMW純正クーラントを精製水で1:1で希釈して注入。
ヒーター温度をHi、風量最大にしてクーラントを室内側に循環しつつ、水温系センサー用パイプのプラグと、サーモハウジング付近の亀マークプラグの両方からエア抜きを実施。
その後、試走して純正水温計、Defi水温計とも異常無い事を確認しつつ作業終了。
25,036km
10
数種類のホースバンドプライヤーを駆使したものの、どれもフリー状態のバンドは咥えられず。
そのため、基本位置までは五十嵐でセットし、最終位置決めの段階からバンドプライヤーに交代。
買っておいて良かった。
11
だがしかし、リークテスターのアダプターはミニのエキスパンションタンクには適合せず。
仕方ないので、アダプターを別に注文。
12
2024-03-27(水)追記
週末、家族にミニを貸し出すので、サーモの向きが気になり再度分解。
結果、エア抜き穴の向きを含め、適切な取り付け状態でした。
13
念のため逆向きでも撮影。
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作業途中でJCWエアクリボックスの上蓋を取り外すが、負圧配管に使用している内径3mmのゴムホースがひび割れておりビックリ。
耐熱性がゼロなダメホース。
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ガソリン不可、耐油温度100℃。
でも、E/Gルーム内の温度には耐えられず。
さすが、キジマ。
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手持ちの別ホースを取り付け。
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切り売りのシリコンホース1mを注文。
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せっかくクーラントを抜いたので、以前購入して倉庫で眠っていたワコーズのラジエターフラッシュを施工。
1時間程ヒーターONでアイドリング後、排出。
水に入れ替え再循環を2回行い、最後にクーラントを注入。
3日前に注入したクーラントでも、排出するとスラッジがチラホラで、コマンダー同様、メッシュフィルターで濾過して再利用。
純正クーラントの残りは、未開封1本。
アイドリング&冷却時間にコマンダーロアーホース微量漏れ手直しを作業したので、青と赤のクーラントを交互に扱う半日となりました。
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2024-03-30(土)
バキュームホースを交換。
内径4mmのメインホース側接続ジョイントとして、外径4mmの銅パイプを使用。
銅パイプと青シリコンホースの密着は良好なため、メインホース側とエアクリーナーボックス側の2カ所に7mm用ホースバンドをセット。
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さて、耐久性は如何ほどか。
21
備忘録
フロントバンパー内部に取り付けてある外気温度センサー。
作業途中、センサー取り外し状態でイグニッションONにしたため、温度表示が-40℃となり、その後も戻らず。
OBDで確認するもエラー無し。
そういえば、時間経過と共に回復した記憶が蘇り、そのまま放置。
二日後に確認すると、普通の状態に戻りました。
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