NGK / 日本特殊陶業 PremiumRXプラグ (BKR6ERX-11P)  

NGK（日本特殊陶業）のＰｒｅｍｉｕｍＲＸプラグです。

ＮＧＫの高性能プラグの代名詞として「イリジウムＩＸプラグ」「イリジウムＭＡＸプラグ」がよく知られていますが、この製品は中心電極に「ルテニウム配合材」という新素材を使用した、新しいシリーズの高性能プラグになります。

中心電極以外にも、外側電極の先端に白金のチップが突き出す形で取り付けられていたり、外側電極の断面形状がオーバル（だ円）だったりと、爆発の効率を高める工夫がなされています。

ＣＬ１のプラグは、本来「突き出しタイプ（電極が通常のものよりエンジン内部に出る形状）」が指定されていて、イリジウムＭＡＸプラグも「ＺＦＲ」品番の突き出しタイプが用意されているのですが、このプラグでは通常の長さの電極の「ＢＫＲ」品番をＮＧＫが推奨しています。

さて、インプレッションですが、明確な違いが感じられました。

まず、点火の際の電気的負荷が下がるようで、電圧計の数値が「０．１～０．２Ｖ高め」の値を表示するようになりました。

また、「加速時のもたつく感じ」が低減され、アクセルの踏み加減に対する加速の反応がリニアな感覚に近付きました。

少々メーカー希望価格は高め（１本あたり２，３００円）に設定されていますが（下記の価格はどちらも４本分の価格です）、通販サイトでは５，０００円前後の価格で落ち着いており、導入における負担はずいぶん少ないのも嬉しいところです。

なかなかプラグにおいて変化を感じられるものが少ない中で、これだけの変化をこの価格で感じられるのは優秀だと思いますので、今回は「いちおし」としたいと思います。

関連情報URL：http://www.ngk-sparkplugs.jp/