
みん友さんにご案内とお誘いです。
2月23日(土)、24日(日)

パシフィコ横浜で開催される「Nostalgic 2Days(ノスタルジック2デイズ)」の「選ばれし10台」に

わたしのスカG(1981式HR30)が選出されたと今日通知を受けました。

昨年は、みん友の「冬いちご」さんの愛車ロータスヨーロッパが「選ばれし10台」に選出されましたので、私もその雄姿を見に行きました。

プログラムは
●23日(土)が
S30Z誕生50周年にちなんだトークショーを予定(S30Z×Z32トークショー 松尾良彦氏・山下敏男氏)
●24日(日)が
同じくGT-R誕生50周年としてレジェンドドライバートークショーを予定(高橋国光氏・長谷見昌弘氏)

特別ゲスト:クレイジーケンバンド 横山剣さん

写真↑は
なにわのハコスカ乗り 親友「ハコにゃん」(^^)
特別出演だー笑笑

総合司会は久遠まいさん・安東弘樹さん(安藤さんは元TBSアナウンサーで大のクルマ好き)
選んで戴いた事に自分でも驚いています。

近いうち、天国の元オーナーの墓前にご報告にあがりたいと思います。

古いみん友さんは承知ですが、最近繋がったみん友さんのために今のHR30を譲り受けた経緯を書きたいと思います。
2016年当時、

私は1982年式DR30(赤単色NA)に乗っていました。

このRSは今みん友の「らきあ258」さんの知り合いの所で大事に保管されています…
その年の3月末、会社の元上司から声が掛かりました。
内容は、「叔父(上司の母の弟)が急に亡くなり、故人が新車から大事に乗っていたHR30(1981年9月登録スカイラインハードトップ2000GTターボEX)を整理しなければならないので、旧車の世界に知り合いの多いお前が売却の橋渡し役になってくれないか…」との相談話でした。

前述のように私は同じR30の赤いハードトップに乗っていましたので、同類車を増車する発想はゼロです。ただ、想いのこもった形見なので心ある人に橋渡ししなければいけないといった使命感は強かったです。
売却の橋渡しには先ず情報収集が必要。

翌月、千葉県某所にある現車を見にDR30で向かいました。
現地に到着

目に映った光景は、まるで幻を見たようでした。とても不思議で衝撃的だったことを今でも憶えています。
上手く言葉にできませんが、「魂みたいなものに呼ばれたな」・・・との表現がぴったりかと思います。

そこに佇むHR30は私に「来てくれてありがとう」と言っているかのようでした。
早速、元上司を助手席に試運転。近所を少しだけ走りました。
わたしはその場で上司に告げました。

「このクルマは私自身が引き受けます」…と。
今思えば無謀でした。
家にはDR30(スカイラインRS)以外にS30(初代Z)とSS40T(スズキマーボー)もあるわけですからこれを受けると計4台持ちとなり、駐車場がありません。
それでも主人が逝ってしまった後、彷徨っているこのスカイラインを人手に渡すのは忍びない…、
それじゃ私自身が引き受けます!

それはきっと亡きスカイラインの父桜井さん、

故ポールニューマンの思し召しだと強く思いました(^^;
そしてご遺族に想いを伝え、譲ってもらうことにしました(値段は聞かないでくださいませ)。
元上司としても全然知らない他人様に渡るよりスカイライン好きの私に乗ってもらいたいと言ってくださったので気持ちの良い取引でした。
ただ、生前譲渡ではないため名義変更がすごく複雑です。なので殆どは行政書士の先生に譲渡手続を託しました。
そして翌月の5月に私名義になりました。
before
after
出来ることなら『習志野57』を引き継ぎたかったけど無理でした(-.-)
正直入手してからは色々と手がかかりました。
1981年9月製(昭和56年)は35年前ですからやはりあちこちくたびれており老朽化が進んでいます。
壊れては直し、また壊れては直しのモグラ叩きでしたが・・・
一年後の2017年3月、

とうとう心臓部(L20ET)が悲鳴をあげました(エンジンブロックの亀裂で冷却水が燃焼室に侵入するという珍事!普通はあり得ない現象…)。
こればかりは騙し騙しで乗れません。
ただ、強運だったのが、

L型エンジンのエキスパート「SS-KUBO」さんが近所に居てくれて、KUBOさんが全く同じエンジンブロックを在庫で持っていたのです。

そしてL型の神様を異名に持つ久保親子がエンジンを全バラからオーバーホールしてくれる運びになったのです。
併せて埼玉の強力なエキスパート「KRS」さんでのトランスミッション、デフのメンテナンス、

加えて沢山のみん友さんから数々の部品提供を受け現在の素晴らしいコンデションに至っております。
2016年11月、

芸文社さん主催のハチマルミーティングinお台場で約500台のハチマル車の中から

栄えある「2016アワード(ハチマルヒーロー賞)」を頂いていたのもこの度の「選ばれし10台」に至ったポイントかも知れません。

わたしのHR30はお世辞にもキレイとは言えませんし、年式相応です。

でも、亡くなった元オーナーは、新車の時から日産プリンス(高輪)へ定期的に持ち込み、整備は怠りませんでした。

また、ディーラーオプションも多数注文し取り付けてあります…

だから、走る歴史資料館みたいなんです。

ぜひ、フルオリジナルのミナミナスカイラインを会場まで見に来てください。

そしてクルマ談義に花を咲かせましょう。

皆さま、ヨコハマでお待ち致しております。
また、このイベントの詳しい情報が入りましたらブログしますので。
つづく
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