愛車プロフィール

初めて購入したマイカー。当時ポピュラーなコルサの中では少数派の４WD、ＡＬ２５です。雪道運転を考えて4WD車を探していたのですが、当時、中古ではスバルぐらいしかなく、1ケ月近く探しました。グレードは一番上のEXで初年度登録は昭和60年でした。

トヨタの乗用車ではスプリンターカリブに次いで昭和59年から製造された4WD車。オフロード走行を想定し、①パートタイム4WD、②床下がノーマルより3cm高い、③悪路での発進用に減速比を特別大きくしたEL(エクストラ･ロー)というギアつき、などが特徴。

当時まだあったダートの国道や雪道発進では四駆の威力を発揮。凍結路面で180度回転させてしまいましたが奇跡的に無傷で、その後、フェリーで北海道から本州に渡り車齢17年まで11年使用、走行距離約16.7万kmに達しました。多雪地帯に住むことがなかったことと、めったに洗車しなかったことが幸いしてか、ボディーのサビ発生は少なかったです。

マイナーチェンジをはさみながらも、平成元年までと比較的長く製造されながら、もともと製造台数が少なかったらしく、購入してから同一グレード、同一色の車を一度も見ることがなく、他に同じ車がないという意味でも愛着がわいた車でした。
この車から私が学んだのは、車はとても丈夫にできており、乱暴な扱いをしなければ、必要最小限のメンテでもかなり長く乗れるということでした。

現在、このAL25コルサセダンは残念ながら絶滅に近い状態と思われます。１度でいいから同型車を見てみたいですが、もはや叶わぬ夢ですね。