純正ステアリングの交換

現行型のステアリングがオシャレで良いなと前から思っていて、ようやく重い腰を上げてみました。

ちなみにドナーはCTの2015モデルの中期型。

クルコンのスイッチは流用可能ですが、パドルシフトは接続部の形状が違う（ねじ穴が合わない）ため、セット品を用意した方が無難です。

また、ステアリングのバックカバーなども形状が異なるため、一式で揃えることをお勧めします。
注：ステアリング交換・流用はエアバックが正常に動かない恐れもありますんで、自己責任でお願いします。
また、一連の作業時はバッテリーのマイナス端子を外して作業してください。

ステアリングを流用するにあたって１番のネックは、エアバックかと思います。

左側IS純正。右側はドナーのCTのエアバックカバー。

ちなみにISのエアバックカバーの取り外しはトルクスネジですが、CTのものはスライドピン式に変更になっていました。

インフレーターを移植した後の写真ですが、インフレーター固定ネジが４本出ていれば移植可能かと。

インフレーターが移植できれば、スパイラルケーブルの変更は必要ないかと思います。

ステアリングスイッチは赤矢印の２本のスクリュを外して、手前に引っ張ると取れます。

イルミは緑色でしたので、白色に打ち替えました。
使用チップは1608チップになります。

裏側に６本のスクリュで止まっているので、外します。
スクリュを外せば、カバーとスイッチ本体でシルバーのパーツをサンドイッチしている構造なので、ここまでばらせます。

スッチ自体は爪３ヶ所で固定なので、精密ドライバーなどを使ってバラすと、基板まで辿り着けます。

シルバーの部分に痛みがあったので、ラップフィルムにて誤魔化しますw

スパイラルケーブルへのコネクタです。
クルーズコントロールのコネクタは同じ形状なので、ステアリングスイッチとパドルシフトのコネクタを確認します。

ISは写真の通り10Pのコネクタです。
CTは12Pコネクタに配線は10本でした。

汚い字ですが・・・
右のメモがISの10P配線。
左のメモがCTのスイッチ配線になります。

２のDISTはレーダークルコン用の空きのようでしたので今回は使用せず。
また、右スイッチのイルミ（ー）はパドルスイッチのアースと結線して10に。
イルミ（＋）配線は、赤配線で一旦左スイッチに入って、赤青配線として右スイッチに流れています。
左スイッチのイルミ（ー）は各種ボタンのマイナスコントロール？と同じくEAUでとっている模様。

こんな感じでコネクタ結線します。

使用したコネクタは
住友電装 025型 TS 非防水 10極 メスカプラー
になります。

エアバック、コネクタ・スイッチ関係の準備ができたら装着です。

各種コネクタを接続し、断線などに気をつけてホーンパッドを取り付ければ完成です。

バッテリーを復旧させて動作確認をしてみましょう。
僕の場合、イルミが不点灯というトラブルがw

スイッチ関係に拘らなければ、10Pコネクタの変更で流用は可能でした。