2013年10月10日
こんにちは、しんぼぽんこです。
今回からアルピナB8 4.6 クーペの話です。
私は、今のポルシェ911に出会うまで、ずっとこのクルマに縛り付けられてきました。
それくらい素晴らしい凄いクルマでした。でも、手元にいつもあるとその良さや素晴らしさへの感謝を忘れるんですね。
アルピナって、そういうクルマなんですね。
後日、E46アルピナ B3カブリオレを購入しましたが、同じ轍を踏みました。
アルピナ、その存在への感謝を決して忘れてはならない。
その感謝を二度も忘れた私には、もうキーを手にする資格はないのかもしれません。
アルピナ、非常にハードルの高いクルマです。
前置きが長くなりました。本題にすすみます。
M3の不祥事のあと、久々にパラパラっとめくった中古車雑誌カーセンサーに、驚愕の1台が!
BMWアルピナ E36 B8 4.6!
知る人ぞ知る、V8エンジンを積んだ伝説の3シリーズ!
しかも、クーペ!
96年式、新車並行車、距離3.9万キロ、428万円!
新車並行なのは気がかりでしたが、プライスは魅力でした。
百聞は一見にしかず。
販売店に電話を入れ、在庫確認をして、M3で高速道路をひとっ飛びし、年配のセールスに案内されて、いよいよご対面〜。
B8専用品の真ん中が打ち抜きされたフロントスポイラーを見た瞬間、鳥肌が立ちました。想像以上に低く、凛々しい面構えではありませんか!
リヤのB8専用品のフィン付きデフューザーも渋い!中央には、「ALPINA」と刻印されています!
トランクを開けると、左右両端は垂直に内張が張られ、ノーマルのトランクより横幅が狭いんです。で、右端の内張を剥がすと、中には、フロントから引越してきたウォッシャータンクが配置されているんですね!
しかも、この個体は、トランク奥に盛り上がりがあり、はっきりと狭いです。
この盛り上がりは、燃料タンクですと説明されます。
燃料タンク容量が約35L増の98Lタンク仕様だったんですね!
並行車ならではですね!
長距離ドライブの多い私には、非常にありがたい仕様でした!この時点で購入をおおかた決意します。
セールスの勧めで、とどめに試乗をします。見慣れたE36のインパネですが、セルをひねり、かかりにくそうにしながらかかったエンジンの音は、E38 7シリーズ等のV8の音であります。
めちゃくちゃ違和感ありますが、この違和感こさが、B8 4.6の最大のウリでしょう。
M3の3割は重たいクラッチ(本当に重い)を踏み込み、巨艦を抜錨させます。
オーケストラを連想させる高貴なエンジン音をさせながら、巨艦は悠然と進みます。49キロという膨大なトルクのおかげで路面の抵抗は全く感じません。
少しフィーリングに慣れ、周りを見ると、エンジン音からこのクルマをしばし巨艦と錯誤していた自分に気づきます。
巨艦じゃない。おなじみのE36クーペじゃないか。。。。。
し、しかし、なんなんだこの感覚は!
凄すぎる!!
即決でした。
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/10/10 12:33:19 | |
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E36 ALPINA B8 4.6 coupe | クルマ
2013年10月10日
こんにちは。しんぼぽんこです。
乗鞍岳マイカー規制前にM3で走破することができた感激に包まれた旅行初日から一転二日目は暗転ひどい結末を迎えることになります。ま、自分のミスなんですが…。
二日目は、旅館を出てから高山市を観光して、国道41号から北陸道富山インターに至るルートです。
途中に神岡という町があります。ここの神岡鉱山地下1000mにスーパーカミオカンデというニュートリノの観測施設があります。
この時、2002年に小柴昌俊氏がノーベル物理学賞を受賞されたことから、ここの施設が注目されていました。私と嫁は、当時にわかファンとして立ち寄りました。施設のすごさに圧倒され、いろいろと勉強になり少し博学になった気分で神岡を去り、富山から北陸道に乗ります。夕方6時くらいでした。
夕方の北陸道、走行車線が時速70キロくらいの流れでそこそこの交通量。追越車線はクルマがパラパラで、時速100キロくらいの流れ。
ささっと追越車線に入り、その流れに乗ります。
そして、嫁と今回は乗鞍岳と神岡に行けてよかったなあと話していた矢先。。。。。
ウゥ〜〜〜〜〜、後方に赤いパトライトが!!!!!
私 「なんのこっちゃ、緊急車両?」
(どこまでぼけとるねん!)
私 「早く車線譲らないと!」
(だ、だから、あんたが捕まっとるんやって!)
左車線にM3を寄せ、パトカーが横に並びます。
嫁「パトカー内の電光掲示板に、ヒダリ二ヨレ!と書いてあるよ!」
私 「えっ、覆面パトカーかいな。俺が捕まったんかいな。」
(あ〜、もう〜、ダメダメです。)
↑ガンダムSEEDのアズラエル風に
旅行の余韻に浸る会話に夢中になりすぎ後方警戒が疎かになりました!
覆面 パトカーに捕まるM3、ある意味、絵になりますね。
交通機動隊の方に、一言。
「これ、M3でしょ。スピード出ますものね。」
(めちゃ、いわれたくない一言。悔しい〜。)
計測器には、10×キロと印字されていました。
ビニール張りのセドリックのリヤシートで、ただただ、うなだれる私がおりました。
ゲンが悪すぎる…。
乗鞍岳と神岡の素晴らしい旅の思い出が、爆散していきます。。。
虚しさ一杯で、自宅まで時速70キロで延々鈍行運転。長かった。
そして数日、憂鬱な日が続きました。
しかし、気晴らしにめくったカーセンサーから新たな出会いが!
そうです!アルピナB8 4.6 の登場です!
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/10/10 12:21:07 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ
2013年10月10日
こんにちは。しんぼぽんこです。
2002年夏になり、乗鞍スカイラインが今年限りでマイカー規制の対象になるという残念なニュースを耳にします。上高地と同様、マイカーは麓駐車場まで。あとはバスに乗りなさいというものです。
以前318isで走破した乗鞍スカイラインは個人的に非常に好きな道です。景色は絶景。この道はルボランなど車雑誌でポルシェやフェラーリと共に記事に登場しています。これは、規制がかかる前にM3でもう一度走らねば!と8月の平日に旅行を計画します。
当日、夜中に出発します。真夜中、誰もいない中央道にM3のサウンドが響きます。高速巡航は、最高の気持ち良さです。流れは良く、朝7時開門のところ、朝5時くらいに着きます。誰もいません。一番でした。しかし、油断して門から離れたところで停車してしばし仮眠したものですから、6時30分に目覚めたら数台並ばれてしまいました!ありゃ〜!!
7時開門かと思われましたが、当日霧が深く、開門は霧が晴れてからとのアナウンスが響きます。皆、ため息。しかし、待つしかありません。クルマは、どんどん増えていき、数十台はならんでいます。
待つこと三時間。先導車付きで、ようやく開門。朝10時位でした。嘘のように霧は晴れ、待った甲斐あり!の絶景が広がります。先導車がゆっくりなので、M3も2速の低い回転でゆっくり走ります。景観を噛み締めながら登ります。
崖下に見える道には後続車がぎっしり。観光バスも数台混じりマイカー規制前ファイナルを実感します。
行ってよかった。やっぱりドライブ旅行はいいですね!
もちろん景色を堪能した後は、M3らしくスポーツ?走行!適度な音量で爽快なスピード!
この類のクルマをストップアンドゴーの少ない郊外で走らせるのは、本当に気持ちいい〜。1〜2速シフトの苦難から解放されていいですよね!
次回に続きます。読んでいただきありがとうございました。
Posted at 2013/10/10 07:01:04 | |
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E36 M3 3.0 coupe | クルマ