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しんぼぽんこのブログ一覧

2022年06月21日 イイね!

フェラーリ458Italiaの話 その2 2021年「史上最強のオートブリッパー!」

こんにちは。しんぼぽんこです。458Italiaの話を続けます。納車初日ドライブ、前回は「いつもの山」に辿り着くまでの市街地走行のお話まででした。

山の入り口手前最後の信号が青になります。

バルブが開くまではアルピナV8のような音で、拍子抜けするくらいジェントルに進んでいきます。ここからは交通量もストップアンドゴーも激減します。ですのでより慎重にならねばなりません。納車受け取り数時間で事故なんかしたく無いですからね。。

納車レクチャーを担当セールスと担当フロントマンに受けた際こんな助言を賜りました。

「458は488に比べたら電子制御が劣ります。そこだけは注意してください。488に比べたら100馬力ダウン(670→570馬力)だからといって油断しちゃダメですよ笑」

ですので前が開いてもあくまでアクセル操作はデリケートにいきます。

しかし、同じマネッティーノWETでも458は488GTBよりしっかり目の足回り。(458ItaliaのWETモード=488GTBのsportモードという印象)

ワナワナすることなく終始安定しており、なんだか物足らずウズウズしてきます笑

お試しにコーナーをひとつだけ横Gをかけて曲がってみます。488GTBよりしっかりしてるから踏ん張るだろうと思いましたが、結果は想定以上にロールしました。。うーむ危ない笑。

これはあれだ!612と一緒の感覚だ!とフェラーリ歴が短いながらも悟ります。最初の一瞬は踏ん張るが、ある一線を超えると踏ん張るのを諦めてロールする足回り。

こんなところまで612世代に似せなくていいのにと思いながらも、意外やこれがこの世代のフェラーリの醍醐味と思ったり。

ちなみにタイヤは新品のPZEROです。

458を一回踏ん張らせて吹っ切れ、7分目くらいの加減でワインディングを味わうことにします。

上り坂はターボでない分中回転で登板する分には全くもって怖さはありません。むしろ踏んだ分に比例して馬力が出るので扱い易い印象です。(NAだから当然か)

意外にイケるかもっ!あくまで7分目の加減を意識しながら少しずつ横Gをかけていきます。

そして、山初見の折、488GTBで散々恐怖を味わったコーナーも危なげなくクリア!(488であれだけトラクションコントロールが点いたのはなんだったんだ)

458は下のトルクが488ほど過大ではなく(77nm→57nm:低回転域ではもっと差がある)、それが扱い易さにつながった印象です。

結局、非E-DIFFのWETでもトラクションコントロールはさほど作動せず、スロットルを封印されることはありませんでした。また、操舵戻し中にうっかり早く踏みすぎてもタイヤのグリップが勝ち、危うい場面は皆無。

これは扱いやすいかもしれない笑
グリップ勝ち命…笑

数々のコーナー、488であれば3速だった場面で458であれば2速に落ちる場面が多いです。(ミッションはDCT、オートモードで減速に連動して自動シフトダウン)

このときは「なぜ?」だったのですが、あとで調べてみると458は488に比べたらギヤ比がやや低めに設定されておりました。(488がターボ化で下のトルクが増したからハイギヤードに変更したと推測)

そんなわけで488に比べて、コーナーを2速で踏み込んで高回転に持っていける場面が多く愉しい〜!(初日なのでLEDが少し点くくらいですが何だか凄く回している気になりこれがたまらなく良い)

さらに458のDCTのシフトショックは488よりガツンと来ますので感覚的にシフトスピードが速く感じます。(ちなみに488のDCTのシフトショックはトルコン並みのソフトさでした。)

ワインディング後半、少し慣れてきてストレート
3速でコーナー手前左足ブレーキでオートブリッパー作動にて2速へシフトダウン!で遊びます。

プァーンっっっ!

跳ね上がるタコメーターの針が明らかに488より軽いです。

しかも488よりエンジンが回りたがる印象。

NAエンジン、ローギヤード、適度なシフトショック、のせいかブリッパーが488より元気良いです!

これはヤバイ。。

お次はストレートが少し長く(488で
掃除機のような吸気音に酔いしれた箇所)、4速まで入ります。そしてややきつめのコーナー。こわいので結構早めにブレーキング!

プァーンっっっ!(4速→3速)

さらに深くブレーキング!!

パァンっっっ!+地鳴り音(3速→2速)

今まで聞いたことの無いような、空を切り裂く、背筋に電気が走るみたいな衝撃のエンジン音!!

うお!これが458の真髄か!?

突き刺さるような回転の鋭さと一変したエンジン音がほんと同時に脳裏に刻まれ鳥肌を通り越して眼が潤んできます。

良すぎます。。

潤ませた眼でステアリングLED灯が重なって見えます。それでも果敢にコーナー立ち上がっていくのですが中回転から高回転に踏み込んでいくときの一連の音色も素晴らしくまだまだゾクゾクが収まらず…

これは非常にヤバイ。。

「ザ・フェラーリ」だろ、これ。

このときはただ驚くばかりだったのですが、どうやら458のオートブリッパーにはレベルがあるみたいである条件が重なると物凄く鋭くシフトダウンします。(簡単には再現できない)

4.5リッターのNAでこんなに鋭く吹け上がるエンジンは初めてです。

また、こんな活きのよいオートブリッパーも初めてです。(試しに手動で同じことをしてもオート時ほど鋭くならないのです)

458Italia、これはすごいフェラーリかもしれない。

手が震え興奮冷めやらぬまま走る復路の市街地の景色は往路と違って見えました。。

次回に続きます。
読んで頂きありがとうございました。

Posted at 2022/06/21 08:30:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari458Italia | クルマ
2022年06月11日 イイね!

フェラーリ458Italiaの話 その1 2021年「どこか物足りない」

こんにちは。しんぼぽんこです。前回で488GTB編は終了、今回から458Italia編を始めます!

泣く泣く488GTBを手放し待つことしばらく。箱車に収められて458Italiaがやってきました。購入時は現車を見ていませんので納車が初対面となります!

間近で見る458Italiaは488GTBより曲面が美しく流麗。
さすがピニンファリーナ。488より458のほうがかっこいいかもしれない。。

スッキリしたリヤフェンダーのデザイン。
なぜに488はあんなに大きな穴をリヤフェンダーに開けたのか!と指摘される話、元デザインの458を見ると今更ながらわかる気がします。(当時フェラーリが458のデザイン案に対してボディサイドに穴を開けろと指示したがピニンファリーナはNO!と言い、サイドウインド奥からエンジンベイに通気口を設けた。488GTBはピニンファリーナではなくインハウスデザインとなりフェラーリは念願の穴をリヤフェンダーに開けた!)



フロントフェンダー〜フロントドアへ連続して下がるラインとフロントドア〜リヤフェンダーにかけては逆に上がっていくライン。

リヤエンジンハッチ左右のくぼみ(通気口)のデザイン。

こちらの二箇所も458Italiaのみの美しいデザイン。

一層の性能を追求した488GTBでは改変された部分。

誇らしげなピニンファリーナのエンブレム。

ガラス越しに見えるインテークマニホールドカバーが真っ赤な鋳物であるのが良いですね。488のそれは樹脂でした。。

運転せずとも説得力のあるピニンファリーナのデザインに圧倒されます。。

中に乗り込みエンジン始動します。
ドア開閉時の操作感、458のほうが重厚です。612と同じパチン音がします。ところどころ触感が612世代のフェラーリを感じさせ、アナログ感が嬉しいです。

エンジン始動については、488と同じ赤丸ボタン押しです。
が、ボタンがワンタッチでなく長押し要です。
それが逆にキーをひねりクランキングさせているみたいで良いです。(アナログ感万歳!)

象が吠えるような始動音…野生的!
特に車庫内は強烈です。。

ただ車内で聞くアイドリング音色は意外にもイマイチ。。

488のほうが「じゅわわぁー」といういわゆる355系のアイドリング音を再現しています。458のは少し音色が違い、どちらかというと精緻な機械音という感じ。強いて言えばBMWアルピナのV8の音に似ている。(後日そう感じる理由が488より低いアイドリング回転数と判明→1000回転なら355音、600回転だとアルピナ音)

動かします。
回していくとNAなので回したら回した分比例して加速していきます。488のように掃除機に吸い込まれるような感覚はないです。非常に自然で踏みやすく「あの」488のようにスリリングな感覚は一切ありません。

うーん、走行感覚は何か物足らない。。

458のエンジンスペックは、
4.5リッターV8
570馬力9000回転
トルク55.1キロ6000回転
なのですが、全く実感が湧きません。
(罰当たりな!笑)

458Italia、デザインは抜群なんだけど。。
それがフェラーリだ!といわれたらそうかもしれない。。

信号待ち時のアイドリング音もアルピナ音だし…あの355系の音でないのがちょい残念だったり。

初ドライブ前半、いつもの「山」に入るまでの市街地走行での正直な印象でした。

次回に続きます。読んで頂きありがとうございました。

Posted at 2022/06/11 17:13:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ferrari458Italia | クルマ
2022年06月05日 イイね!

ポルシェ993カレラ4 3.8 その77 2022年の話「ククルス・ドアンの島」

こんにちは。しんぼぽんこです。今回は久々にポルシェ993とガンダムの話です。

劇場版「ククルス・ドアンの島」
早速観に行ってきました。。

シン・ウルトラマンが期待の割にちょっと残念だったので、こちらは過度の期待せずに。。


結果、、、

ヤラレマシタ…!

ネタバレはしませんが、個人的にはとにかく素晴らしいのひとこと。。

もうシーンあちこちで涙が止まらず…(最近すこし仕事で病んでいるせいか、涙モロイ笑)

初代ガンダムといえば、小学校時代、一日2話で17時00分から18時00分の再放送をかじりつくように観ていました。(うちにはビデオデッキなかったのです)

テレビ版で「ククルス・ドアンの島」の回と言えば、「時間よ止まれ」とワンセットでひどくがっかりしたものでした。。子供心にもっとモビルスーツが活躍してほしいという気持ちがあったのでしょう。(直前の初めてグフが出てくる回を見逃したりしたら尚更!)

それが30年以上経ち、こんなに立派な劇場作品になって…涙。初代ガンダムが好きな方なら観て損はありません。。。

特に劇中音楽が良いです!

編曲といい、挿入タイミングといい涙ものです。あとエンディングテーマソングも抜群でした!

観に行った翌日、久々に空冷を動かします。

ああ良い映画だったなあとひとりでブツブツいいながらいつもの堤防沿いにて、窓全開で空冷サウンドを壁に反響させながら走るのでした。。(フェラーリサウンドも良いが、空冷ポルシェサウンドも精緻で非常に良い)

約20キロのいつものコース、最後は高速をひと区間元気よく走り、真夏日になる前にガレージに戻ります。

さあ、今日も無事だったと、メーターを見ると20キロ増えてるはずのオドメーターの数字が12キロしか増えていません。。

どうやら後半8キロ分、時間が止まってしまったようです。

「時間よ、止まれ」…笑

劇場版ククルス・ドアンにちなんで、オドメーターの時間を止められちゃいましたかね…笑
(10年前に一度直したのですが…)

乱文、読んで頂きありがとうございました。


●ご参考
機動戦士ガンダム テレビ版
ククルス・ドアンの回前後のタイトルリスト

12.ジオンの脅威

13.再会、母よ…

14.時間よ、止まれ

15.ククルス・ドアンの島

16.セイラ出撃

17.アムロ脱走

Posted at 2022/06/05 18:01:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 993 Carrera4 3.8 | クルマ

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