ブレーキキャリパーをオーバーホール 1
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フロントブレーキをかけるとグググってかんじの音が気になりディーラーで調べてもらったらピストンに錆が発生していてオーバーホールしたほうが良さそうな感じ・・・・。両輪やるとけっこうな料金となる。アイでは自分でやってる方はほとんどいないが他車種を参考に「できそうかも」という気になりました。オイルとブリーダーボトル、それにフロントキャリパーシールキットを用意。
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タイヤを外し、キャリパーを止めている17mmボルト2本を緩めます。さらにキャリパーについている14mmボルト2本とブレーキホースのボルト14mmもオイルが漏れない程度に軽くゆるめます。(17mmを外してしまうとぶら下がった状態となり、他のボルトを緩めるのが大変になります)
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ホースに負担を掛けないよう、ワイヤでつるします。
ピストンの取り出しですが、固くてペンチで引っ張ったくらいではびくともしません。なのでエンジンをかけてブレーキを新調にふみます。ピストンが抜けきらないでグラグラした状態にまで出てきたらエンジンを切り、ホースをはずし、ピストンを外します。このときオイルがこぼれますので受け皿を用意します。こまめにフルードが減らないように継ぎ足します。
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オイルで汚れていますが拭いてみるとピストン自体にさびは ありませんでした。ただパットと接触するところはこのようにさびてます。(古いシールは取り去ります)
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1000番ペーパーやワイヤブラシで錆を落とします。このとき本体にキズをつけないようにします。キズがつくとオイル漏れの原因になります。
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オイルシールです。左が新品です。これ以外にオイルリングもあります。
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シリンダー内部はブレーキクリーナーで洗浄しました。さびはなく割と綺麗でした。この内側の溝にアイルシールリングをはめます。
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ヒストンオイルシールの取付が一番の難関でした。
なかなかはまりません。
試行錯誤すること一時間、画像ははまった瞬間の状態です。ピストンのこの位置にシールをこの形でつけておき、シリンダー側の入り口にもたっぷりシリコンオイルを塗り、斜めにしないでゴムがすべらないようゆっくり押しつけていき、指先でそっとはめていきます。このあとゆっくりピストンを押し込んでいきます。説明が難しいです。あとはエア抜きしてから逆の手順でくみ上げます。
走ってみてブレーキタッチがしっかりしたものになりました。停止する直前の、ググっていう鳴きが消えました。
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