純正新品、お前もか　（点火コイル）

こんにちは。
新品でもということは、樹脂の絶縁性の経年劣化ですかね？
あとは、点火プラグの電極を細いものに替えると多少はマシになると思われます。（放電時の最大電圧が下がるので）

正直言いますと、made in KOREAの文字に若干の不安を覚えました。

製造年はわかりませんが、見たところ比較的最近のものと思われます。
加圧状態でもないのに劣化とは考えにくいのですが。
そもそもの材質不良？

デスビカップの電極が消耗して遠くなって、要求電圧が高くなっているやもしれません。入手可のであれば替えてみるのも手かもしれません。

にしても、絶縁耐力は十分なマージンをもって設計製作すべきであって、いささか残念な気持ちになります。

こんなことで残念がっていては旧車を飼えないですね(笑)

　今思ったんですが、点火時期はディスビの回転で変わったようでしたが、ディスビの中に点火時期を決めるもの(機械式接点？クランク角センサなど）って入ってましたっけ？
　ECUから放電コイルへの点火電気信号で点火時期は決まっているのではなかったですか？
　というのも、ディスビの中は大気圧なので、電極ギャップが3mm程度あっても、まだまだアイドル時の燃焼室内の点火プラグでの要求電圧よりも低いはずです。なので、ちょっと減っていたぐらいでは影響ないと思います。
　で、そうなると考えられるのは、ローターの位置が30度ぐらいずれていてその気筒の実際の分配点火時には放電距離的に10mm以上離れてるってことはないですよね？

点火時期の調整は、ALDL（検査用）コネクタの両端を短絡し行います。デスビとカム軸のメカ的な角度で点火時期が決まります。

運転時には、450rpm以上でECUからの介入が行われ、運転状況に応じた最適な点火時期で制御されるようです。

この部分のエラーコード42が出ていない以上、ローターの位相が狂っていることはなさそうです。

「デスビの中は大気圧で、ちょっとぐらい減っても点火プラグでの要求電圧より低い」というのは、なるほどなと思いました。有用な知識、ありがとうございました。