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少し時間が出来たので

今日はバルブを抜いてみました

これからバルブの㊙加工してｗ

１㎜幅くらいにバルブシートカットして

擦り合わせします

擦り合わせはタコ棒ペタペタじゃ無く

エアバルブラッパー持ってますので 簡単に終わりますよ

シートカットも60度と30度を超硬カッターで切ってから

45度はダイアモンドカッターで仕上げます


それにしても汚いヘッドですねｗ

先日からダイハツKFエンジンを

オーバーホールしておりますが

今日はピストン交換をしておりました

KFエンジンの初期型は抵抗を減らす為に

オイルリングの張力が弱くてオイル消費が激しいので

クレーム対策ピストンが出てるそうですが

どうやら８年/10万ｷﾛ迄らしいので

この平成19年のエンジンはもう適用外だそうです

距離は10万ｷﾛ行って無いんですけどね

しかたが無いので自腹で交換しますよ


KFエンジンのピストンピンはクリップ止めじゃ無く

コンロッド小端に圧入ですので

先ずピストンボスに当てる治具を作りました

そこらに転がってたスズキ用のドラシャナットを加工してね

古いピストンを抜くのは それを使ってプレスで押したら

簡単に抜けたのですが、同じようにして組んだら

何故かピンの廻りが悪いのです

ピストンボス部分が少々変形したのかしら？

この新品ピストンは あーだ こーだやったので

テスト用にしてもう使わない積りなので

ピストンボスの内径をチョロット削ってピンが回るようにしといて

今度はダイハツ車のドラシャナットを削ってまたまた治具を作りました

ダイハツ車の方がナットの内径が小さくKFのピストンピンにピッタリなんですが

ピンがナットの内側のネジ部に擦れると嫌だったので大き目のスズキ用

で作ったんですがどうやらこれが失敗だったみたいですね

今度はプレスを使わず色々組み合わせたプーラーにして引いてみました

81のロアアームブッシュを交換するような方法です

組んでみると軽々動くじゃあ～りませんか

今までこのエンジンで実働してたピストンよりも軽々です

これで組付けの目処が立ったので新品ピストン用意して

いよいよ本組み致します


それにしても汚いピストンですね

オイルリングがリングスティック起こして開かないんだから

そりゃぁ しゃ～ないですわな

ミッションバラシております

ベアリング抜き取り中に

お腹空いたのでちょい休憩

昼飯食べてから洗浄して各部シール交換します