AT→MT載せかえ公認車検②

ここからは検討書の作成です。

まず表紙は何をどう変えたかを書きます。
ドラシャの寸法の出処はアレなので隠しています。

諸元はカタログから引用しました。
載せ替えたよー、取り付けに当たって無茶な車体改造はしてないよーと書いています。

外観図もカタログから引用です。
実際にはバンパー変わっていますが細かい事は言われなかったですね。

後は変更した部品をパーツリストから抜き出して変更前後で貼り付けしていきます。

ペダルやマウント、クラッチなんかも全部書きました。

後は岡山陸運局の一階カウンターのポストに入れるだけですが、陸運局の二階の検査員さんの事務所で確認してもらえます。検査終了から定時までの1時間だけですが、事前確認してもらっておくと安心化と思います。

不備の指摘は早ければ翌日くらいに来るらしいですが、岡山陸運の場合は1週間以上掛かってから電話が来ました。
(どうも専門の人がおらず、車検検査の人が兼任して検査終了後に書類をみているっぽい)

最終減速比がATとMTで異なる為、強度と危険速度の計算が要るとの事。言われたもんは仕方が無いので作ります。
先人の書式に従って作ります。
ペラシャの外径は兎も角内径なんかどうやって調べるねん、という話ですが、頑張って調べましょう。自分はゴニョゴニョして入手しました。

材料は自動車用の特殊鋼なんかJISに乗っていないので、一般的なSTK45とします。

ランサーのペラシャは分割構造なのでそれぞれ計算します。

承認が下りると電話がくるので、あとはいつも通り検査ラインを通せばOKです。出来上がった書類を持ってラインに入る必要があるので、受け取りの為陸運局には早めに行きましょう。(検査が始まると二階の事務所は無人になるので受け取れません)
フルバケの書類等を纏めた分厚いファイルを持ってラインに入れると、写真と違う車を持って来ていないか等細かく見られます。
光量で落ちてHIDの球交換が発生、実印を求められてダッシュで家に帰る等の楽しいイベントが発生しましたが、無事ナンバーを発行できました。

3回くらい陸運局に行く羽目になったし、数値を調べる為に色々やったりとかなり面倒ですが、何とか素人でもやれましたがこれを商売でやってる人はすごいなぁと思います。

最後に用意した物ですが、
エボ7のカタログ
エボGT-Aのカタログ
エボ7のパーツリスト
エボGT-Aのパーツリスト
(上記はネットで調達)

エボGT-Aの新型車解説書
これだけは紙で買いました。