いちばんやんちゃだった頃に乗っていた車です。ちょうどナントカDというマンガが流行っていて、インプレッサは究極の車扱いされていたせいもあり、この車に乗っているというだけ(いやね、若いころはやせてたんですよ、たばこやめてから太りだしたわけです)でモテるという車でした。
ライバルのランエボは、Ver.4以降AYCとかACDなど電子制御デフを開発、発展していく中、私のtypeRにはABSすらありませんでした(DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)はあったものの、自動化されたのはだいぶ後)が、おかげでタイヤがロックしてもブレーキから足を離せるというスキルを身に付けました。今では全く無用はスキルですがw
なお、スバルのボクサーエンジンは低重心で走行性能が高いといわれていますが、それはドライサンプに変更した場合の話で、ロードスター(NAかNBあたり)の方がエンジンの搭載位置は低いという事実があったりします。
半クラッチ状態は1cmくらいしかなく、足の指で微調整をしたり、強化クラッチの為クラッチもめちゃ重く、ドッカンターボでしたが、DCCDで車の挙動は面白いように変わるし、家から40分程度にあった仙台ハイランドのジムカーナコースでよくくるくる回っていました。
しかし、ある雨の日にドリフトをしていて、3速 → 4速にシフトチェンジをしようとクラッチを切ったと同時に突然大きなおつりが来てしまい、カウンターをあてるまでもなく縁石に突っ込み、そのまま2.5回転して車は大破。
一瞬「死ぬ」と思いましたが、ケガは奇跡的にガラスで手を切っただけでした。
車は全方面まんべんなくつぶれており、車が回転したおかげでボディ全体で衝撃を吸収し、大きなケガには至らなかったんだと思います。
のちにリアの純正機械式LSDの出来があまりよくなく、突然挙動が変わるそうで、1Way でイニシャルトルクが18kくらいの機械式LSDに交換するとWRカーのように走れることを知りました。ちなみにフロントはイニシャルトルクは2k以下あたりがちょうどよかったそうです(それ以上上げるとアンダーがひどくなるとか)。この頃はみんカラのようなSNSや車の情報をネットで調べる時代ではありませんでしたからねぇ…。
また、この事故以降、原則200PS以上の車は買わないという自分ルールを作成。
画像は過去にサーバークラッシュした時に亡くなってしまいましたが、ディーラーで廃車手続きをして、車内の私物などを整理をしていた際に「何か記念に取っておこう」と勝手に外したチタン製シフト(夏は暑くて触れず、冬は冷たくて触れず)と、限定車のシリアルナンバーの刻印がされているセンターコンソール(GC8だけは、限定車のみがソニックブルーマイカ(いわゆるWRカー色で、シートやセンターコンソール、メーターパネルなどもブルーだった)のみ現存しています。
なお、今のアクセラがほぼ同色なのは偶然・・・、ではなく、To Heartの松原 葵というキャラの名前のせいか、気づいたら好きな色は青になっていたというところからきています。
オーディオレス車だったため、なんとデッキにMcIntosh、スピーカーはKEFでした。
そういえば昔のレガシィにオプションでMcIntoshオーディオシステムがありましたが、オプション価格はスピーカーなども含めて15万円、一方私のCDプレーヤー(ラジオ機能あり)だけで189,000円です。
このデッキはデジタル出力ができるので、別にDAコンバーターを用意し、パワーアンプに接続していました。
もちろんマッキンの最大の特徴であるレベルメーターも取り付け。
ホームオーディオはMarkLevinson、カーオーディオはMcIntoshというオーオタ臭しかしない、ものすごいシステムでした。