タイロッドエンド＆ロアボールジョイント交換（前編）

タイヤ＆ホイールがボディに干渉。ロールセンタータイロッドエンドつければあたらなくなるのでは？と期待を込めてＫＴＳのロールセンタータイロッドエンドをつけます。
ついでにＪＺＸ系のウィークポイントのフロントロアボールジョイントもついでに交換します。

フロントをジャッキアップし、リジッドラックをかけます。
ホイールを外して作業開始。

まずは、先にタイロッドエンドのロックナットを緩めておきます。
写真ではモンキー一本ですが、２本使って固定しながら緩めたほうが良いかも。

次にハブとロアボールジョイントをつなぐボルト２本を外します。
私の車輌はロールセンターアジャスターが付いているので六角で外します。ここはけっこう固い。ついでにステアリングが動くので注意。

ボルト２本を外すとハブがフリーとなり、上に持ち上げると外れる。
ただし、キャリパー、ローター諸々が付いて重く、ブレーキホース、車速センサーの配線があり、下に降ろしてはいけない。フロント側に台を用意してそこにハブを置く。私はバイクリフトを利用。
ついでにロールセンターアジャスターが固着して取れない・・・仕方ないのでギアプーラーで外す。

タイロッドエンドをジョイントプーラーを使用して外します。
ロックピンをラジオペンチ等で撤去し、ナットを緩めてプーラーを付けます。
ここはジョイントプーラー等のＳＳＴがないとどうにもならないので作業前に用意しておきましょう。
ちなみに写真はナットを外してしまっているが、外れるときに吹っ飛ぶのでナットは緩めるだけでつけておいた方がいい。

それからロアボールジョイントもジョイントプーラーを使用して外します。
しかし、手持ちのジョイントプーラー２個とも入らず・・・ギアプーラーを使用。
こちらもロックピンをラジオペンチ等で撤去し、ナットを緩めてプーラーを付けます。二度目ですが写真はナットを外してしまっているが、外れるときに吹っ飛ぶのでナットは緩めるだけでつけておいた方がいい。思いのほか吹っ飛んだ。焦った。。。

ついでに、ジョイントプーラー使ってもなかなか外れないことがあります。そんなときはハンマーで衝撃を加えるとけっこうすんなり外れてくれます。叩く場所は固そうなところを選び、力を入れすぎないように軽めに叩きましょう。


続きはタイロッドエンド＆ロアボールジョイント交換（後編）へ・・・