エンジンマウント交換(後編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
運転席側のエンジンマウント上側(ブラケット側)のナットを外します。
こちらもやはり狭い。
メガネレンチ改にて作業。同じく17mm。すばらいギリギリクラアランス。
2
そうしたら次はマウント下側(サスペンションメンバー側)のナットも外します。
これも17mmだったとおもう。ナットは左右2個づつ。
3
次にサスペンションメンバーのナットを緩めます。
左右計4個のナットです。
17mmですが、ディープソケットでないとダメ。ホイールレンチで行けるかと思ったけどダメ。なので買いました。メガネでもがんばれば出来たかもしれないけど。
4
エンジンを持ち上げてエンジンマウントを取り出します。
オイルパンにジャッキをかけますが、そのままだとオイルパンが凹んでしまうので、ベニア板とその上に厚さ10mmほどのゴムシートをひいてジャッキアップ。
ジャッキアップしながらやばそうな部品は外していきます。私の場合はインタークーラーのパイピングと冷却ファンを外しました。
5
ジャッキアップでエンジンがせり上がっているところ。
ラジエーターホースが結構パンパン。それからマフラーがボディに干渉。あげすぎは厳禁。オイルパンの様子も見ながら注意しましょう。
それから冷却ファンは写真では外して下に置いてあるだけですが、これもファンシェラウドの下側を外して取り除いておくべき。プーリーに外したファンがあたってラジエーターを傷つけます。
6
そして、先ほど緩めたサスペンションメンバーのナットですが・・・これだけではメンバーが下がって来ないという。
ってなわけでバールでこじって下げます。で下げてる間にマウントを片側づつ抜き取ります。
バールがかかりにくいので、滑って手を挟まないように注意。
7
外したエンジンマウント。
なんと!!
千切れていない。どころか、縮んでもいない。ミッションマウントは以前交換したときにはひび割れてペチャンコだったのに・・・。
おそらく一度交換されていたようです。
無駄な作業だったか。。。
8
逆の手順で新品のマウントを付けて元に戻します。取付時は、上側は位置決めのボッチがついているので、上側は位置合わせして仮止めした方が無難。運転席側は遮熱板を忘れないように注意。
今回の作業は35℃の猛暑の中で水風呂に3回入りながら作業、それでも暑くて死ぬかと思った。
教訓としては、暑いときは長時間作業は避ける。そしてクルマのせいにする前に自分の腕を磨く。
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