
日曜日に群馬に用事があった。
天気も良いし、「そうだ!マツダ教伝道師を誘ってみよう」
ワタス「ホンダ教のありがたい教えを体験する会があるけどどう?」
ユーハチ氏「ぐぬぬ…、他の宗派の教えを知るのも修行のひとつ、ぜひご同行させて頂こう」
ちょうど一人で聖地千葉フォルニアに修業のドライブに出掛けるところだったらしく、予定を変更してご同行してくれることになった。
教祖様の御車w
彼とはみんカラでコメントをやりとりして友達になり、オフをしたりするようになったのだが、会う前は文面から想像してなぜだか細身で前髪がサラサラしている「小沢健二」風な青年のイメージを勝手に想像していた。
逆にユーハチ氏はぼくのことを「松任谷正隆」のような素足にスリッポンを履くような渋いオサレなおじさんを想像していたようだ。
現実は…
群馬に向かう途中、4号線沿いのホンダ原理主義者のメッカのようなショップに立ち寄る。
TくんのDAインテグラのミッションマウントについてのありがたい教えを頂いた。
ワタス好みの店舗w
群馬県某所に向かう途中、ブラジルタウンにて肉攻めの昼食。
匂い、お客さん、味、全てがまるで治外法権のような場所。
マツダ教もホンダ教も、特定の肉を食べてはいけない等の掟は無いので、あらゆる種類の肉料理を堪能した。
しいて言えば、飲酒運転厳禁の掟がある。
前回ここに立ち寄った時は1180円で食べ放題だったが、今回は少し値上がりして1350円になっていた。
それでも肉食べ放題でこの値段は安い。
今サッカーのワールドカップがブラジルで開催されており巷で盛り上がっているらしく、ブラジルタウンの店内もサッカーっぽいディスプレイがあったり店の外でTV局のインタビューを行っていたが、我々はまったくサッカーに興味が無くスル―www
でも一応応援しながら振り回す用の国旗が売っていたのでパチリw
戻ってきてからいよいよミレーニアの布教活動が始まった。
場所は野田市の醤油工場付近にて。
最初にTくんが運転してみた。
アメリカに居た時、この美しいスタイリングを見て何度か購入を考えた車だったそうだ。
彼は基本的に昔からフォード原理主義者だ。
正確にはアメリカのフォードではなく、アメリカで売っていたヨーロッパフォードをベースにしたマーキュリーメルキュールやカプリを乗り継いできたとのこと。
さらに、ヤマハのエンジンを搭載したトーラスSHOにもハマっていた。
今も日本でフォードエスコートRSを所有している。
運転して第一声が、
「この感じなつかしいなあ~!」
彼曰く、このエンジンはフォードそのものに感じるらしい。
確かに、このハイギアードなミッションになめらかなV6のフィールの組み合わせはフォードをはじめとするアメリカ車そのものと言えるだろう。
自分も改めて運転させてもらう。
初めに自分はスペック厨ではないとことわっておく。
ユーハチ氏のブログでかなりレジェンドを良く感じると書き記してあるが、確かに比べることは酷なほど質感等の開きを感じることは拭えない。
例えばウインカーレバーの動きなどはファミリアそのものである。
あくまで推測に過ぎないが、おそらくレジェンドは既成の車を豪華装備を付けて高級車に仕立て上げたのではなく、設計の時点で高級車作りを目指した物なのではないかと思う。
例えばハンドリングにおいてはSH-AWDという先進機能が搭載される為、道路状況においては驚くほどの感動を受けることすら多々ある。
一方ミレーニアは、普通のFFの為、少し前の大型FF車特有のやや重さを感じるハンドリングである。
サスペンションのフィールは、これぞマツダ車という足回りが軽い感じに良く動く感覚が強い。
過去にはマツダ車を運転すると、「マツダってフロアの鉄板が薄いのかな」と思っていたが、RX-8を運転した時にこれは足回りのせいではないかなと気が付いた。
この感覚はデミオでもアテンザでも感じる。
エンジンはこれぞマツダのV6という滑らかさである。
過去に何度もプレッソやMX-6のV6を運転したが、あの滑らかさは今でも良く覚えている。
特にプレッソは軽い車体のせいか、早い車だなとすら思った。
実に気持ちの良く回るエンジンなので個人的には好み。
ただ、ミッションとの組み合わせからか信号の多い道よりも高速道路向けではないかと思う。
(^q^)<マツトウヤダヨーン
内装においては明るい色の革シートのせいか、とても華やかに感じる。
ダッシュボードの色使いや、やや傾斜がかったメーターは主張しすぎなくて好感が持てる。
しかし、一応マツダのフラッグシップなのにあらゆる場所の質感的がイマイチに思う。
上記のウインカーしかりドアの閉める時の音など、カペラの上級版というのが正直な感想。
みんカラでどなたかが「グランドカペラ」と言っていたが、実に的確なネーミングに思う。
このあたりで書いていて疲れてきた…ちくわ大明神
ここで思ったのは、この車はまぎれもなくフォードの血脈が入っている車だという事。
アメリカ車にはリンカーンやキャデラックなど高級ディビジョンが存在するが、乗ってみると革シートやクロームのスイッチの違い以外は質感的にはは大衆グレードのモデルとまったく変わらない(最近のモデルは知らないが)。
ちなみにミレーニアも内装のCピラーにあるランプのボタンもクロームだった(笑)
だが、それがイイ !!
もちろん上記に書き記した辛口なポイントはほとんどのミレーニアオーナーはそれも含めて好きなわけでいちいち長文で書くのもアレだったが、いつも食べ物などまったくクルマに関係ないことばかり書いているのでたまにはクルマのブログっぽいことを書いてみたくなったwww
なによりスペックや質感うんぬんより形がイイ !!
結論…
ワタスもちょい古マツダが欲しくなった !!
これUS仕様にするとカッコいいんだよな~
ミレーニア布教巡礼旅行のお土産を頂きました♪
今回の出来事のユーハチ氏のブログ