ゴーン社長はグループ経営に専念・日産が新経営体制

日産自動車は１６日、４月１日付の経営体制を発表しました。
米州事業を担当してきたカルロス・ゴーン社長（５３）は日産・仏ルノー連合のグループ経営に専念するとの事。
志賀俊之・最高執行責任者（ＣＯＯ、５３）は販売低迷が続く日本事業の再建に集中するそうです。

ゴーン社長は２００４年４月から米州担当となり北米での販売を伸ばしてきたが、０６年は前年比４．９％減と低迷した。
販売減は日産だけでなく、ルノーも販売が低迷しているとの事で・・・・・。
ゴーン社長の北米滞在期間を減らし、グループ経営に専念するそうです。
今後の米州事業は西川広人副社長（５３）が担当する。
これは、西川氏の調達コスト削減などの手腕が評価された為との事。

志賀ＣＯＯは一般海外事業（ＧＯＭ）、グローバル販売・マーケティングなどの担当から外れる。
国内販売は１１．５％減とトヨタ自動車など他社に比べて苦戦が目立つ。
販売網の再編や生産体制の見直しなどに取り組むそうです。

軽自動車頼みの国内販売体制を改めない限り、国内販売が上向くことは無いでしょうね・・・＾＾；。