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米自動車最大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が米クライスラーと合併交渉を進めていることが１０日に明らかになったと、米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）などが報じた。

ＧＭによる事実上の買収交渉のもようだが、クライスラーの買い手候補には日産自動車―仏ルノーも浮上している。
米金融危機をきっかけに米国などの自動車市場は急速に悪化。
経営不振のビッグスリー（米自動車大手３社）を中心に業界再編が進む可能性が出てきた。

同紙によると、クライスラー筆頭株主である米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントとＧＭは１カ月以上前から初期の交渉に入っているという。
関係筋の話として「交渉成立の可能性は５０％。交渉がまとまるには数週間かかりそうだ」と伝えた。

サーベラスは日産―ルノーを含む他社とも交渉しており、事態は流動的なもよう。米紙ウォールストリート・ジャーナル（電子版）は交渉の事実を伝えたものの、「金融市場の混乱で交渉は進んでいない」と報じた。

（日経より）

ＧＭとクライスラーの合併話が進んだとしても、効果が出るかは疑問ですがね。
アメリカ金融危機がここまで深刻な影響を与えていますね・・・。

経営再建中の米自動車大手フォード・モーターが、保有するマツダの株式を売却する方針を固めたことが１１日、明らかになった。
業績悪化に悩むフォードがマツダ株の売却で合理化費用などを賄うのが狙いとみられる。

フォードはマツダの発行済み株式数の３３・４％を保有。
フォードは一部を売却し、引き続き資本提携関係を継続する方針で、今月までにマツダに売却方針を伝えた。

フォードは主力の米国市場で、ガソリン価格の高騰や米国発の金融危機の深刻化などで販売台数が減少。
今年四―六月期決算が８６億６７００万ドルの純損失になるなど業績が悪化し、株価も低迷していた。

マツダは経営危機に陥っていた１９７９年にフォードと資本提携して傘下に入った。
９６年にはフォードが持ち株を増やしてマツダに対して経営拒否権を発動できる３３・４％に増やしていた。

マツダ首脳は11日、フォードの株式売却方針に対して「本当にそうなった場合について、色々検討しているのは事実」と述べた。
フォードとマツダは米国・タイなどで合弁生産をしており、大半の株式を売却後も業務提携は継続する。

（日経より）

う～ん・・・合理化費用もあるけど、まずは手元資金の確保が本当の理由かも。
他のメディアでは、国内数社がマツダ株を引き受ける話やマツダも自社で株を買い取ると言うのも聞きました。
それだけ、フォードの経営が厳しくなってるのかもしれませんね。

また業界再編が起こるのかな～！？

東日本旅客鉄道など全国のＪＲ旅客６社は１０日、鉄道の旅の魅力を伝えるウェブサイト「トレたび」を１４日に開設すると発表しました。

車窓から美しい風景を見ることのできる路線や各地の駅弁、歴史的な駅舎などを紹介する。
旅行会社と共同で企画する旅行商品も同サイトで紹介し、需要を喚起するとの事。
サイトの内容は月１回程度で更新し、時節にあった話題を載せるそうです。

１０月は鉄道車両を紹介するコーナーで１１月末に引退する「０系新幹線」を特集するほか、紅葉が美しいという東北地方の「陸羽東線」の車窓の眺めを紹介する。サイトは６社が編集し、交通新聞社が管理するそうです。

０系・・・ほんと最後が近づいてますよね。
１編成ぐらい動態保存は無理なのかな～。
アスベストの問題もあるから、難しいのかな・・・。

プラレールでは、この引退を記念し「０系新幹線ひかり号」を再現したセットを１０月１４日（火）（鉄道の日・プラレールの日）から、全国玩具専門店・有名百貨店・量販店等にて発売するそうです。

通常のプラレール車両は３両編成のところを、今回の商品は特別に中間車両を２両増やして５両編成！。
付属のレールは、全線高架レールにてレイアウトが出来る内容だそうです。

そういえば・・・うちの家にも２０数年前の０系があったな～。
いまはモーターが壊れてて動かないのですが、プラレール商品として一番長く売られた商品かな？

密かにほしいですね～（笑）

仏ルノーは９日、電気自動車のインフラ整備で仏電力公社（ＥＤＦ）と協力すると、ルノーと日産の社長を兼務するカルロス・ゴーン氏とＥＤＦのピエール・ガドネックス会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が覚書に調印したと発表した。

仏国内で電気自動車に電気を供給する充電施設を整備し、２０１１年から仏で電気自動車を量販する計画。
温暖化対策や燃油高を背景に環境対応車の市場は拡大が見込まれている。
ルノーと日産自動車は、日本やデンマークなどでも電気自動車の普及計画を進めている。

１１年の電気自動車発売までに仏国内に電気自動車用の充電施設網をつくる。
充電施設の提供や管理・運営を担う組織も両社が共同で設立する予定だ。
仏では通勤にも自動車が多く使われており、継続走行距離は短い。
電気自動車が普及しやすい環境で、ルノーは「手軽に購入できる交通手段を仏で確立する」としている。

（日経より）　

電気自動車もインフラが整えば確実に普及するのは間違いないですよね。
昨日も中国電力のアイミーブが走ってるのを見ましたし。
まあ、気になるのは・・・日本でのインフラと車輌価格ですね。