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2013年10月25日

アルファの復活 その1(DTMで大暴れ)

アルファの復活 その1(DTMで大暴れ) さて、ミニカーで辿るレーシングアルファの歴史第3弾は遂に本命登場、155がDTMで大暴れする1993年以降の話になる訳ですが、この時代はモンスターマシン155 V6 TIのDTMでの活躍と、より市販車に近いクラス2車両155 TSがBTCC等のツーリングカーレースで活躍する話が並行して進みますので、2回に分けてお話しすることにさせて頂き、先ずその1ではDTMでの戦いぶりをご紹介いたします。
今回はかなりの大作ですので、お時間のあるときにじっくりご覧下さい(笑)
なお、特記無い限りはミニカーのスケールは1/43です。


1993年シーズンからドイツ・ツーリングカー選手権(DTM=Deutsche Tourenwagen Meisterschaft)に導入された新レギュレーションの車両は、FIAのツーリングカー規定 クラス1(NA 2.5L)に準じ、それに独自の規定を加えたものですが、その主な内容をおさらいしてみると・・・・・。
① ベース車両は連続する1年間に2,500台以上生産された量産車
② エンジンは自然吸気2,500cc 6気筒以下で、ベース車両のエンジンとブロックの材質が同一でV型エンジンの場合はバンク角が同一であれば、あとは変更自由。レブリミッターもなし(アルファのV6 2.5Lは初年度でも420ps/11,800rpm!!)
③ エンジンの搭載位置はベース車両に準じるが、搭載方式に関してはバルクヘッドに手を加えなければ、後付けのサブフレームにエンジンを搭載しても可。
④ フロントサスは基本形式がベース車両と同一、リアサスはそのメーカーが生産している何れかの市販車と基本形式が同一であること(1996年から完全に自由)。
⑤ 4WDも可。但し最低重量は2WD が1,000kgに対して4WD は1,040kg。
⑥ トラクションコントロール、アクティブサス、ABSなどの電子デバイスも可。
⑦ イコールコンディション化のため、上位5位までの車両は次戦に15kg、12kg、9kg、6kg、3kgのハンディウェイトを積載(上限50kg)。6位以下でフィニッシュした場合は順位に応じてハンディウェイトが降ろされる。
という、簡単にいえば改造範囲が大変広いほとんど何でも有りの世界であり、ベースの市販車とは全くかけ離れたモンスターマシンでした。
















1993年シーズン
 アウディが公認部品の解釈をめぐって主催者と対立し1992年の途中で撤退、BMWも新型M3の公認が取れないことを理由に1992年で撤退、オペルは新型車Opel Calibra V6 4x4の開発遅れから参戦を延期(最終戦2戦のみ参戦)となり、1993年シーズンは前年度の覇者メルセデスと新参者アルファのガチンコ勝負となりました。

アルファの陣容は、アルファ・コルセ(Alfa Corse)からエースのニコラ・ラリーニ(Nicola Larini)とアレッサンドロ・ナニーニ(Alessandro Nannini)の2台、ドイツのシューベル(Schübel Engineering Racing Team)からクリスチャン・ダナー(Christian Danner)とジョルジュ・フランチア(Giorgio Francia)の2台の体制です。

下馬評では実績のあるメルセデスの圧勝と思われていましたが、ふたを開けてみるとデビュー戦のゾルダー(Zolder)はRound1がアルファの1-2フィニッシュ、Round2もアルファの1-2-3フィニッシュの快勝に終わり、サーキットに赤い衝撃が走りました。
メルセデスは慌ててマシンの改良を図りますが、フルスペック・クラス1マシンの155 V6 TIに対してメルセデスは4気筒の前年度マシン 190E 2.5-16 Evo2をクラス1にモディファイして使っているので不利は否めません。
メルセデスの必死の巻き返しも及ばず、メイクスタイトルは20戦中12勝を挙げたアルファが、ドライバーズタイトルも10勝を挙げたラリーニが獲得し、アルファはデビュー年にして完全勝利を遂げました。
1993年シーズンの最終的な成績の詳細はこちらの通りです。

155 V6 TI DTM (1993)
1/43量産ミニカーの世界では、実際にDTMをやっていた時代に発売されたMinichampsの傑作が長年君臨していましたが、5年位前に日本のhpi racingが決定版を発売してくれました。
hpi racingの#8ラリーニ車です。




#7ナニーニ車(ドライバーズタイトル8位)とのツーショットです。


hpi racingは、ラリーニのスペアカー(#T8)なんていうマニアックなものまで出してくれました。


Eligorから、この年のアルファ・コルセのトランスポーターも発売されています。




1/18スケールの155 DTMマシンは、これもDTMが行われていた時代に発売されていたUT Modelsの製品が長年唯一のものでしたが、昨年hpi racingとAUTOartから93年仕様のラリーニ車とナニーニ車の決定版が発売されました。
特にAUTOartの製品はドアやボンネットがフル開閉するので、かなり精密に作られた内部構造を見ることが出来ますが、私は所有していないので、こちらのryoreiさんの記事をご覧下さい。

1994年シーズン
前年度油断した為にアルファごときにまさかの不覚をとってしまった王者メルセデスは、悔しくて夜も眠れず(たぶん(笑))、万難を排して開発したフルスペック・クラス1マシンのMercedes C-Classを投入してきました。

迎え撃つアルファも、ドラッグの減少と低重心化のため全高を20mm下げ、エンジンの位置も1993年仕様よりも低くマシン中央寄りにマウントし、エンジン自体も小型・軽量化した新設計エンジンを開発、ABSの装着やウイング状のリアディフューザー採用による空力面のモディファイ等も行った94年仕様の155 V6 TIを投入し、連覇を狙います。
第3勢力のオペルもOpel Calibra V6 4x4でフル参戦してきたので、94年シーズンは三つ巴の激戦となりました。

最終的にアルファはメルセデスの9勝を上回る11勝を挙げましたが、ポイントでメルセデスの323ポイントに対し310ポイントとわずかに及ばず連覇を逃しました。
ドライバーズタイトルも、優勝回数ではラリーニとナニーニがそれぞれ4勝と最多でしたが、3勝ながら着実にポイントを重ねたメルセデスのクラウス・ルドウィック(Klaus Ludwig)が獲得し、ラリーニとナニーニは3位と4位に沈みました。
1994年シーズンの最終的な成績の詳細はこちらの通りです。

こちらに、アルファがメルセデスを蹴散らしている1994年シーズンの動画も有ります。


155 V6 TI DTM (1994)
hpi racingからは94年仕様は発売されていないので、これはハンドメイドミニカーの雄BBRが作った#1ラリーニ車です。




#1ラリーニ車と#2ナニーニ車とのツーショットです。ナニーニ車の方は古いMinichamps製のミニカーです。


hpi racingからは、シューベルから参戦した#27ミハエル・バーテルス(Michael Barteis)車が発売されています。なお、イエガーマイスターがスポンサーのこの車は、93年仕様のマシンです。


94年以降の仕様の1/18スケールは、依然として古いUT Models製のものしか有りませんが、UTからは同じくシューベルから参戦した#18 クリス・ニッセン(Kris Nissen)車も発売されています。
細部のつくりは最新のミニカーに負けますが、プロポーションが良いので今でも充分観賞に耐えます。


1995年シーズン
1995年シーズンは、DTMに加えてこれまでDTMがドイツ国外で開催していたノンタイトル戦のイベント数を増やし、新たに国際ツーリングカー選手権(ITC=International Touringcar Championship)として並行して開催することになり、DTM 14レース(内1レースは事故で中止)、ITC 10レースが開催されました。

アルファは、レギュレーションの緩和を受けてセミオートマチックトランスミッションの採用とリアサスペンションのダブルウィッシュボーン化を行い、リアデファレンシャルギアを電子制御化したマシンを投入しましたが、この改良が裏目に出たのかこの年のアルファは不振で、DTMではメルセデスの8勝対してアルファは3勝、ITCでもメルセデスの8勝に対してアルファはわずか2勝に終わり、どちらもメイクスタイトル2位にはなりましたが連覇したメルセデスに完敗したシーズンとなりました。
ドライバーズタイトルの方も、ワークスのアルファ・コルセの二人はDTMでは未勝利、ITCでもラリーニの1勝のみに終わり下位に沈んでしまいました。
1995年シーズンのDTM、ITCの最終的な成績の詳細はこちらこちらの通りです。

155 V6 TI DTM (1995)
95年仕様もhpi racing は発売していないので、古いMinichamps製の#7ナニーニ車です。
この年からマルティニがスポンサーになり、白地にマルティニストライプのカラーリングになりました。




同じくMinichamps製の#8ラリーニ車と#7ナニーニ車のツーショットです。
これは本戦仕様ではなく、プレゼンテーション仕様を再現したものです。


Eligorから、1995~96年シーズンに使われたアルファ・コルセのトランスポーターも発売されています。




1/18ではUTから95年仕様も発売されています。
#7ナニーニ車とナニーニのフィギュア(Endurance製)です。


1995年の覇者ベルント・シュナイダー(Bernd Schneider)がドライブしたアルファの天敵Mercedes C-Classの1/18ミニカー(UT製)とシュナイダーのフィギュアです。



1996年シーズン
この年からDTMが廃止されてITCに1本化され、全26戦が開催されました。この内最終第25戦と26戦は鈴鹿で開催されました。

96年仕様の155 V6 TIは、レギュレーションの緩和を受けて、サスペンションがフロント、リアともダブルウィッシュボーン化され、エンジンもシーズン途中から60度V6エンジンからマシンの重心を下げる目的で90度V6エンジンに変更。また、マスの集中を図るためオイルタンクの位置をトランクルームからリアシート部分に移設させ、マシン自体の全高も1995年仕様の1,355mmから1,280mmに下げられました。
その為、前年度までのマシンより低く平べったい印象の外観をしています。

空力面ではアンダーフロアのアップスイープがフロントシート付近から始まるデザインとなり完全なグラウンド・エフェクト・カーになりました。またラジエーターの排気部に可動式のシャッターを設け、これをレース中に開閉することでダウンフォースの量を調節できるようになっています。

この年は各車の実力が拮抗した大混戦で、最終的にアルファが10勝、オペルが9勝、メルセデスが7勝となり、アルファは93年、94年に引き続き三度最多優勝回数を記録しましたが、僅か9ポイント差で惜しくもメイクスタイトルはオペルにさらわれてしまいました。
ドライバーズタイトルも、ナニーニが最多の7勝を挙げるもチャンプの座はオペルのマニュエル・ロイター(Manuel Reuter)にさらわれ3位に留まりました。
1996年シーズンの最終的な成績の詳細はこちらの通りです。

155 V6 TI DTM (1996)
hpi racingから、最終戦鈴鹿仕様の4台が発売されています。
Alfa Corse/Martini Racingの#5ラリーニ車です。




#5ラリーニ車と#6ナニーニ車のツーショットです。


Alfa Corse/JASから参戦した、#9ステファノ・モデナ(Stefano Modena)車の通称赤マルティニ


Alfa Corse/TV Spielfilmから参戦した、#14 ジャンカルロ・フィジケラ(Giancarlo Fisichella)車


また同じくhpi racingから、Alfa Corse/JASの#10 ミハエル・バルテルス(Michael Bartels)がドライブしたイエガーマイスターカラーのマシンも発売されています。


1/18ミニカーでは1996年仕様のアルファは発売されていませんが、代わりにマニュエル・ロイターのチャンプマシンOpel Calibra V6 4x4(UT製)をご披露します。


おまけとして、1982年のF1チャンプ ケケ・ロスベルク(Keke Rosberg)のレーシングチームOpel Team Rosbergのトランスポーターの1/43モデルもあります。


各社間の競争激化とあまりに先鋭化したマシンによりDTM/ITCマシンの開発費は膨大なものとなり、それに耐えられなくなったアルファとオペルが1997年から撤退を表明したため、4年間に渡る狂気のシリーズは幕を閉じることとなりました。


デビューの印象があまりにも鮮烈だったため、DTMというと常にアルファが席巻していたような印象を持ちますが、4年間の結果を俯瞰して見ると、タイトルを取ったのは初年度だけで残りの3年間は2位に甘んじています。
しかし、不振だった95年シーズンを除いては1位との差はわずかであり、ハンディウェイトに代表されるような突出した車を作らないようにする為のレギュレーション上の配慮やライバル同士の熾烈な開発競争のおかげで、実力が拮抗した激しい戦いだったといえます。

優勝回数からいえば、最多優勝回数は95年シーズンを除いてすべてアルファであり、通算の勝ち星や勝率も89戦38勝(勝率42.7%)とトップです。
速さでは一歩リードするアルファに対して、着実にポイントを積み重ねる安定性のドイツ勢といった感じですが、両者の性格をよく反映してますね(笑)

DTMでのアルファの活躍は、地に落ちかけていたアルファのブランドイメージ向上に大いに貢献しました。
特にフィアット買収後のFFアルファしか知らない世代では、アルファのイメージというと、サーキットでメルセデスを蹴散らす赤い稲妻155 V6 TI DTMのスポーティーなイメージなのではないでしょうか?
市販車としての155はアルファが期待したほどの成功は収めることが出来ませんでしたが、もし155 DTMの活躍がなかったら、その後の156や147のヒットは無かったかもしれません。
アルファにとってアルフィスタにとって永遠に忘れられない車です。

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この記事へのコメント

2013年10月25日 13:19
はじめまして

楽しく拝見しました
すばらしいコレクションですね
羨ましいです
Aナニーニが熱き走りが好きでした
たしかヘリコプター事故で腕を切断してしまいましたが
何とか回復してくれたことをおもいだしました
コメントへの返答
2013年10月25日 14:00
はじめまして!!

長文ご愛読お疲れさまでした(笑)

判官びいきかも知れないけど、私もナニーニ好きです。
確か自家用ヘリで自分の別荘に降りようとした時に墜落して右腕を切断したけど、家族の人が切断された腕を氷付けにして病院に運んだので、縫合手術に成功し、不自由ながらもリハビリに成功してレースに復帰できたということだったと思います。

155のDTMマシンも、ナニーニ用は不自由な右腕でシフトできるように2本レバーのシーケンシャルシフトになっていました。
2013年10月25日 13:35
こんにちは!

毎回、読み応えのある記事をありがとうございます。今回も、とても勉強になりました。まるで、専門誌を読んでいるようです。
それにしても、アルファロメオに限らず、メルセデス、オペルなど素晴らしいミニカーコレクションですね。脱帽です!

コメントへの返答
2013年10月25日 13:44
ryoreiさんも、長文読解お疲れさまでした(笑)

DTMマシンは私の好物なので、かなり力を入れて集めています。
特にUTの1/18は、発売されているアルファ、メルセデス、オペル全てを苦労してコンプしました。
完全なオタクの自己満足ですが(笑)、中には凄くレアなものもあるので、これをコンプした人はほとんど居ないのでは?
2013年10月25日 15:00
こんにちは

読み応えありました・・・・お昼休みが減りました(笑)

156ヒットの秘話 何処かで使わせてもらいます(ぱくり)
コメントへの返答
2013年10月25日 15:13
こんにちは!!

書き応えありました・・・・、仕事がおろそかになりました(笑)

著作権は主張しませんので、遠慮なくパクって下さい。
2013年10月25日 19:43
こんにちは!

私も昼休みにお弁当食べながらじっくり読ませていただきました。
幼い頃からカーレースが大好きで、時に市販モデルに近いDTMやWRCが特に大好きでした。(F1も好きでしたが、多分車種の見分けがつかなかったから興味がなかったのかもしれません)

当時は何も考えず、速くてかっこいい車!と思っておりましたが、読ませていただくと、レースの背景や車のスペック・・・非常に勉強になりました。
今思えば、私のファーストカーがWRCに出場してたSX4で、二台目がアルファになったのは、この頃の影響が出てるとしか思えません(;^ω^)
コメントへの返答
2013年10月25日 23:12
人生の中で一番何でも吸収できて多感な時代の幼少期~青春時代に興味を持った車に、大人になっても拘っちゃいますね。
私の場合は、第1期ホンダF1が初めてメキシコで勝ったのをライブで記憶している位の年寄りなので(笑)、一番琴線に触れるのは60年代から70年代くらいのレーシングカーやラリーカーなんですが、155DTMは90年代で琴線に触れる数少ないレーシングカーの一つです。
それだけ印象が強かったんですね。

誠に失礼ながら、SX4? WRC???だったのでちょっと調べたら、スズキSX4ってフィアットとの共同開発車で、デザインはジウジアーロのイタルデザインなんですね。
しかも、2008年にモンスター田嶋の所からWRCにも参戦しているとは全く知りませんでした。
おみそれしました~。
2013年10月25日 20:10
こんばんは。大作のご執筆、お疲れさまでした!

105系ジュリアはちょっと古すぎ、かといって80年代のF1の成績は散々だし、、、という世代なので、僕もDTMでの大活躍に夢中になったクチです。

ダメダメ、ヨレヨレだったのが快進撃!!というイメージがちょうど85年のタイガース優勝とダブって、ファンの人たちもキットこんな感じだったかな、と思いながら、当時カーグラTVとかでレースダイジェストとかやってたのをかじり付いて見てました。
で、当時のミニカーとか買いあさりましたね。タミヤの1/10ラジコンも! 今でもスペアボディは持ってます!!

ただ残念なことに、94年に第一子が生まれてからバタバタしだして、マルティニカラーのあたりは記憶が薄れていくのですが、、、今回、それを思い出させてくれて、とても感謝感謝、です。

次回の感動の大作!も待ってます。m(__)m
コメントへの返答
2013年10月25日 23:24
お~、アルファ=阪神タイガース説は妙に納得できますね(笑)
ということは、メルセデスは巨人でオペルは中日くらいですか?(笑)
確かにアルフィスタは阪神ファンと似ている所があって、普段は色んなダメな所を愚痴りあったり昔の栄光の時代を懐かしがったりしてるけど、一番自分の球団を愛していて熱い応援を送ります。
たまに間違って快進撃して優勝したりしちゃいますしね(笑)

感動の大作は、書く方が結構大変なんですが、次作の「BTCCでも大暴れ」まではとりあえず頑張って書きますので、乞うご期待!!
2013年10月25日 21:40
こんばんは、今回も楽しく読ませてもらいました!

下調べが大変だったと思います。お疲れ様でした。
これだけの大作、古谷徹に読んでもらいたいです。

市販状態では、好き嫌いが分かれる(だろう)デザインのアルファ。
レーシングカーはどれもカッコ良いですね~。
155乗りの方が、未だにDTMの155TIをオマージュしているのは納得です。

これだけのDTMミニカーをお持ちなら、大人のミニカーごっこなんて楽しめそうですね(笑)
コメントへの返答
2013年10月25日 23:34
こんばんは!!

あらすじは頭の中に入っているんですが、公になるブログに書くとなると細かいデーターで間違ったことは書けないので、その辺の調査は結構大変です。
でも昔と違って、ネットで検索するとすぐ色々分かるので、そんなに目茶目茶時間がかかる訳ではありませんが・・・・。

はっきり言って、75とか155は市販のスッピン状態ではヘンテコリンな車の方に分類されると思うんですが、レーシングカーになると途端にカッコ良くなるのが不思議です。
155乗りがDTMルックにしたがるのは、よ~く理解できます。

DTMごっこだけでなく、ルマンごっことかF1ごっことか・・・・、いろんな大人のミニカーごっこが楽しめますが・・・・(笑)
2013年10月25日 21:57
すばらしい~(^^)

一度、噂のコレクションにお目にかかりたいで~す

お願いしま~す(^o^)
コメントへの返答
2013年10月25日 23:35
是非一度どうぞ!!

きっと呆れ果てると思いますが・・・・(笑)
2013年10月25日 22:26
こうやって見ると155好きが多く、乗り続けている方いらっしゃるのがよくわかります。

で、オレンジ色のDTM155、実在したんですね~!
コメントへの返答
2013年10月25日 23:44
上のコメントのアルフィスタ=阪神タイガースファン説じゃないですが、155乗りにとっては1993年のDTMの大勝利は、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発に匹敵する伝説ですから・・・・(笑)

イエガーマイスターはレースに熱心で、色んなカテゴリーのレースをサポートしています。
でもドイツ車が中心なので、イタリア車をサポートするのは珍しいですね。
ミニカーコレクターの間でもイエガーマイスターは結構人気で、専門に集めている人もいます。
私もイエガーマイスターネタで2~3作は充分書けますよ(汗)
2013年10月25日 23:05
今回もまたまた勉強になりましてありがとうございます。

93年くらいは、まだセナ・プロ、マンセルあたりも頑張っていて、デビューしたてのシューマッハが暴れたりしてたF1にのめりこんでまして、実はDTMはタイムリーには見てないのですが、やっぱりアルファロメオといえば昔からずっとこの真っ赤な155V6TIのイメージでした。

今現在、もしアルファがメルセデスをレースでやっつけたとしたら大興奮間違い無しですが、当時もそのくらいの衝撃だったのでしょうね。

ラリーニ、ナニーニは元F1ドライバーというだけの印象(ナニーニはあの事故が無ければ、フェラーリあたりでチャンピオン争いをしていたと思いますが)でしたが、こんなに大活躍していたのですね。
DVD(あるのですかね?)借りて見たくなりました。

その2も楽しみにしています♪

長文コメ、失礼しました。
コメントへの返答
2013年10月26日 2:48
そうなんですよね~。
アルファと聞いてジュリアの活躍をイメージする年寄り以外は(笑)、多くの人のアルファのイメージはあの赤いDTMマシンなんですよね。
宣伝効果は本当に絶大だったと思います。

当時は、アルファは本当に何のヒットもないどん底状態だったので、上でも書きましたがバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発に匹敵するような快挙でした。
もしDTMの活躍が無かったら、今頃アルファはどうなってたんだろう?
はたして私は156やジュリエッタに乗ることが出来たのでしょうか?(笑)

ナニーニは事故当時ベネトンで売り出し中で、フェラーリ引き抜き騒動とかで揉めてた頃ですね。
現在は、自身の名を冠した喫茶店チェーンを世界的に展開している実業家で、東京にもお店があるそうですよ。
2013年10月26日 2:22
去年、FLAT OUTの通販のおまけで、「メルセデスの三芒星を呑み込もうとしているビショーネ」のステッカーを貰いまして……。
当時は何かのジョークグッズかと思っていたのですが、後で調べたらDTMで総合優勝した記念に作られたデザインだそうですね。
そんな由緒あるものとは知らず放置してしまう所でした(笑)。

ただ、メルセデスのオーナーに喧嘩を売るつもりも無いので、結局貼らずに仕舞ってある訳ですが……(^_^;)

次回の連載も楽しみにしております^^
コメントへの返答
2013年10月26日 2:44
こんばんは!!

たぶん大多数のメルセデスオーナーには何のことか分からないので、ケンカを売ることにはならないかと・・・・(笑)

DTMに熱くなったのはアルフィスタの方だけで、ほとんどのメルセデスオーナーはそんなの興味ないと思います(笑)

2013年10月26日 7:25
おはようございます!
通勤の電車数駅分、
楽しめました。
学生時代4tトラック、バイトで
乗っていて…
トランスポーターのかっこよさ
にもやられました。
43/1だと結構大きいですよね。
コメントへの返答
2013年10月26日 12:08
こんにちは!!

実は、1/43ミニカーに嵌ったきっかけが、10年位前に60年代~70年代にポルシェで使われたレーシングカートランスポーターのミニカーを手に入れたことからなんですよ。

トランスポーターがあると当然その時代のレーシングカーと並べてみたくなるし、サポートバンも欲しくなるし、他のレーシングチームのも欲しくなるし・・・・、といった具合にドンドン広がっていって今やとんでもない状態になっています(笑)

80年代以降のトランスポーターは、上の記事のトランスポーターのようなトレーラータイプになってしまい、色やロゴ以外は同じような形で面白くないのでアルファのもの以外は手を出していませんが、それ以前の物は各チームごとに色んな形のものがあって、そのレトロな雰囲気がまたコレクションに華を添えてくれます。

クラシックレーシングカートランスポーターの世界もまたご紹介しますね。
2013年10月26日 10:02
DTMの影響ですね、私も155を選んだし。
当時はカリブラも候補だったんで、営業マンも来訪してきたなぁ。
コメントへの返答
2013年10月26日 12:13
こんにちは!!

maikoさんの過去の愛車プロフィールを拝見しましたが、やはり155はこのDTMルックが最高にお似合いですね♪
2013年10月26日 11:47
こんにちは!
思わず頷きながら拝見させて頂きました。
当時はWRCにはまっていた頃で、愛車もレガシィ→インプレッサ→レガシィとスバル一色だったのですが、DTMでの155の印象は鮮烈で、アルファに憧れを抱き始めたのはこの頃です。
Rosso Alfaさんのブログを拝見して当時を回想できました。
ありがとうございました♪
コメントへの返答
2013年10月26日 12:20
今回の記事はいつになく皆さんの反応がいいというか、いいネの数があっという間に積み上がってしまいました。

やはりイタ車好きの皆さんには、あの155DTMの印象は強烈だったんだということを再認識しました。
もうあれから20年も経つのにこんなファンが一杯居て、アルファという会社は幸せ者ですね(笑)
メルセデスにはこんなファンは居ないでしょう(笑)
2013年10月27日 15:23
一気に読破しました~♪
このまま出版されてもいいのではないかと思える大作ですね!

実は,私のアルファ歴は'97年式155TSから始まりました。

免許を取ってずっとシトロエン乗りだったのですが,何故か,その当時からカタログやミニカーはアルファロメオのものも集めていました。

ずっと憧れているばかりで縁がないと思っているところへ,正規に155が入るようになって一気に憧れの世界から身近な世界へと広がっていった気がします。

それを印象付けたのが,やはりDTMでの活躍です。懐かしくもあり永遠でもあるような気がします。
コメントへの返答
2013年10月27日 20:17
こんばんは!!

長編ご愛読ありがとうございます。

tamaさんも、155に深い思い入れが有るようですね。
次回は、より市販車に近い155TSがBTCCなどのツーリングカーレースで大活躍するお話ですので、ご期待下さい。

プロフィール

「@hikaru1322さん、お気遣いありがとうございます😊 無事岡山Dに到着しましたが、車を降ろしたらミッション警告灯が消えていました(アルファあるある)😓 ギアポジションセンサー異常のエラー履歴が残っていたので、このセンサーがお亡くなりかけているのかな?😰」
何シテル?   06/08 16:08
セクシーな赤いイタリア娘をこよなく愛するRosso Alfaです。 ちょっと古めのレーシングカーとそのサポートカー、トランスポーターのミニカー収集も趣味の一つ...
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