
この土日に瀬戸内海一周と松江往復をこなし、アルファロメオ4Cのロングツーリング適性を試す絶好の機会となりましたので、皆様に報告します。
先ずは21日(土)、本当は鷲羽山展望台駐車場で開催された、kitosさん主催のFAPMに参加したかったのですが、当方主催のスポーツ大会と完全にバッティングしてしまいやむなく断念。
代わりに、AROC愛媛主催のNMに殴り込みを敢行すべく、夕刻に山陽道→しまなみ海道経由で石鎚山SA目指してGo!!
山陽道は交通量が多いし、しまなみ海道は片道一車線なので中々自分のペースで走れませんが、おとなしく走ると15km/L近くまで燃費が伸びます。
ジュリエッタより350㎏も軽い効果はこんな所にも・・・・。
時間に余裕があったので、来島海峡SAで夕食。
鯛めし天ぷらセットを頂きました。
夕食を終えて外に出るとすっかり夜のとばりが降りて、手振れ補正のないXT-1+XF35mmレンズでは中々手持ち撮影が厳しい条件ですが、開放f1.4の威力でなんとか撮影を敢行。
暗い所ではコンペレッドはワインレッドのような色合いに変身しますが、夜のとばりの中に佇む4Cはなかなか妖艶です。
定刻の20時ピッタリに石鎚山SAに到着したら、すでにフッchiさんと橘屋円蔵さんがおまちかね。
しばらくしたら、moulin-roujeさんやもっちょさんも登場。
例によって車を囲んでグダグダ開始~。
ここの駐車場はめっちゃ暗く、絶対手持ち撮影は無理の状況ですが、手振れ補正機能のあるX-30で何とか撮影を敢行。
微ブレしていますがブログ写真に使う程度の写真は撮れますし、さすがFujifilm、肉眼以上にイイ色で再現してくれます。
コンデジのくせに、X-30なかなかいい仕事しますね~。
1時間くらい遅れてナウト147さんも登場。
室内に場所を移しても、変態トークは続く・・・・。
茶五郎さんご夫妻やみぃたん★さん(掟破りの19インチホイールを履いた156を駆る女性です)も登場してさらに盛り上がり、気が付いたら11時。
でも外に出たら、通りすがり(?)のブレラの二人組やGT-Rのオヤジも加わり、またまた車を囲んでグダグダ・・・・。
これこれお兄さん、女の子のスカートの中を盗撮してはいけませんよ~(笑)
0時ごろになってやっとお開きになりました。
フッchiさんはじめ、参加者の皆さん、楽しい時間どうもありがとう!!
帰りは瀬戸大橋経由で帰りましたが、交通量の少ない高速を自分のペース(笑)で気持ちよく走ったので、瀬戸内海一周の旅308kmの総合燃費は12.2km/Lでした。
明けて22日(日)は、前から行ってみたかった松江のお店を目指してGo!!
途中、蒜山高原SAで休息。
いまいち視界がクリアーではなかったですが、遠くに雪をかぶった山々がきれいに見えました。
駐車場でちょっと記念撮影。
せっかく山陰まで来たので、海鮮丼を食すために境港に寄り道して中野船だまり近くの「魚山亭」に着いたら・・・・、
「本日貸切~~~」
前来た時も13時過ぎなのにタッチの差で売り切れ御免だったし、どうもこの店には縁がないな~。
くやしいので、船だまりをバックに記念撮影。
しかたないので、以前2回ほど来た「ごはん屋 漁火」さんで、デラックス版のいさりび丼を頂きました。
なかなか美味~~~!!
X-30には「ぼかしコントロール」というアドバンス機能があるのですが、今回初めて使ってみました。
センサーサイズの大きなカメラに大口径単焦点レンズを装着して撮ったようなボケ味になって、なかなか使えますね~。
お腹も膨れたところで、今回の旅の目的地 松江の「スタジオ アルジェント」を目指します。
このお店は、普通の住宅地の中にある小さなオーダーアクセサリーのお店なんですが、お店のある道の入り口がめっちゃ分かり難い。
ガーミンが指示する道は・・・・、
「こんな所に4Cで入って行くんですか~?」
あやうく「ガーミンの暗黒面」に嵌るところでしたが、なんとか回避してやっとお店の前に到着。
駐車場の場所を聞こうとしたら、こちらが降りる前にお店からオーナーの迫さんとお客さん(?)が飛び出してきて、
「4C初めて見ました~」
商談そっちのけで、駐車場で変態トーク(笑)
会った瞬間に同じ種類の変態の匂いを感じとりましたが、普段の足はファンタジアブルーの156 V6、その他にGTAルックに改造したジュリアでサーキット走行なども楽しんでおられるようです。
やっぱりね!!(笑)
お店の中もそんな匂いが・・・・・、
CG読者の方ならご存知と思いますが、CGの長期テスト車の4C納車式の折に、サプライズプレゼントとして加藤代表に贈呈されたシルバーの4Cキーホルダーを製作したのがこのお店です。
今回の訪問の目的は、これとは別の4C用キーホルダーをワンオフで作ってもらうためでしたので、迫さんと仕様を打ち合わせしました。
1か月後の完成が楽しみです。
この松江の旅の走行距離が439kmだったので、2日間で747km走ったことになりますが、2日間の総合燃費は12.8km/Lでした。
ある程度4Cにふさわしい走りをしてこの数字なので、おとなしく走れば多分14km/L台を記録したのではないかと思います。
動力性能から考えると、中々優秀な燃費なんじゃないでしょうか?
走行中はいろんな音で室内はうるさいし、ほとんどクッションがないようなシートだし、ノンパワーのステアリングは結構路面からのキックバックが来るので、運転中は両手でしっかりステアリングを握って運転に集中する必要があるし・・・・、4Cはロングツーリングには適さないのではないかと思っていましたが、今回の旅でロングツーリングも中々楽しいということがよく分かりました。
これだけの距離を走っても体のどこも痛くならないし、軽量・ショートホイールベースだけど高速域の安定性もバッチリで、直線もコーナリングも全く不安がありません。
但し、車が安定していて不安がないため、実際のスピードより体感上はかなり遅いスピードに感じるので気を付けないといけません。
上記のように、高速走行中はステアリングをしっかり握って運転に集中する必要がありますが、気疲れするようなことはなく、返って飽きないし眠くなり難いという利点があります。
でも世の中、私のように肯定的に感じる人ばかりではないので、「こんなうるさいしリラックスして運転できないような車なんてヤダ」という方も結構いるのではないかと思います。
ケイマンのような万人向きを狙ったスポーツカーではないので、人によって評価が両極端に分かれるような気がします。
でもアルファも最初から万人向けのスポーツカーを作る気なんてさらさらなく、確信犯的に尖がった車にしたのでしょう。
その心意気や良しです!!
アルファは4Cを「アルファのDNAに回帰した車づくりの先兵」と位置付けているようですが、これから出る車もゲルマンや日本の後追いではなく、尖った車を作っていって欲しいものです。