これまでPart1、Part2(
こちら、
こちら)で、農道天国島根県の広域農道を東から順番に探検して来ましたが、今回は江津付近から山口県境近くまで延びる島根西部の広域農道5本を探検して来ました。
探検に当たって先ずは倉敷から江津までどのルートで行くかが問題ですが、山陽道→尾道道→中国道→浜田道という高速ルートでは安直で面白くないので、もう少し走って楽しいルートを検討した結果、Part2でご紹介した邑南広域農道(西)の西端近くに、Part1のコメント欄にてTAK12Cさんから情報提供して頂いた「日桜ロード」が接続していて、江津まで十数キロの桜江町まで行けることが分かったので、下図のようなルートで探検して来ました。
先ずは三次ICまで高速を使って行き、広島・鳥取の広域農道探検Part2(
こちら)でご紹介したルートで広島県の高北広域農道(東)を走破、次いで高北広域農道(中央)をほぼ中間地点まで走って国道433号線との交差点で右折して433号線を約8km西進、さらに県道6号線で北上して邑南広域農道(西)を目指します。
県道6号線は交通量も少なく、中々快走できる道です。
県道6号線を約17km走って国道261号線にぶつかったら左折して、道の駅「瑞穂」で休息。
道の駅「瑞穂」から国道261号線を約2km南下した所にあるこの交差点が邑南広域農道(西)の入口です(広域農道の表示はどこにもないので注意)。
↑の交差点を右折すると広域農道が始まります。
長い日和トンネルを抜けて約2km先のこの交差点で右折。
すぐに左折してまたすぐに右折すると(すべて案内標識あり)日桜ロードの入口です。
日桜ロード
ここから江津市桜江町まで続く約10kmの基幹農林業用道路(広域農道ではない)。
2014年3月に開通したまだ新しい道路なので、路面も極めてスムースです。
センターラインが無い所が多いですが、2車線の幅員は確保されています(但し、通常の2車線幅より少々狭い気が・・・・)。
お山を駆け登って駆け下る楽しい道で、眺望が開ける所からは正しい日本の山間風景も拝め
ます(*^_^*)
終点のT字路で右折し、国道261号線にぶつかったら左折して江津に向かいます。
国道261号線は美しい江の川に沿って走る道ですが、交通量も比較的少なく、正しい日本の河川風景を眺めながら楽しく走ることが出来ます。
国道9号線で江津市街を西進し、県道297号線との交差点で左折して約1km走ると、この那賀東部広域農道(那賀グリーンライン)の入口の交差点が現れます。
那賀東部広域農道、那賀西部広域農道(東)
この交差点から2本の広域農道を使って浜田市金城町上来原あたりの国道186号線に接続するルートです。
那賀東部広域農道(那賀グリーンライン)は2区間に分かれていますが(以下便宜上(北)(南)と称す)、接続する県道は1km程度と短く、那賀東部広域農道(南)と那賀西部広域農道の旭金城町区間(以下便宜上(東)と称す)は直接つながっているので、全長約34kmの一本の広域農道と見なせます。
接続する県道部分も含めて全線センターラインのある2車線道路で、路面状態も問題ありません。
距離も長いし、交通量も少なく、後述するように東部と西部で違うパターンの道を楽しめるのでお勧めのルートです(*^_^*)
那賀東部広域農道(北)
↑の交差点を右折すると那賀広域農道(北)に入ります。
ここからお山の上に風車が見える高野山を駆け登っていきます。
高野山には江津高野山風力発電所があり、独ノルデックス社製 定格出力2,300kwの風車が9基設置されています(↓の写真は県のHPから拝借してきました)
結構風車の近くを通るので、風車の回るブン、ブンという低周波音が車内まで聞こえてくることがあります。
せっかくここまで来たので、ちょっと寄り道して風車の近くで記念撮影(*^_^*)
塔の高さ80m、羽根の直径90mという巨大風車なので、羽根が空気を切り裂くブン、ブンという音と共に間近で見ると大迫力です(*^_^*)
お山を駆け下ると、高野山の頂上から風車がちょこんと顔を出しています。
このT字路が終点です。
那賀東部広域農道(南)
↑のT字路を右折し、すぐに左折して県道5号線を1km位進むとこの案内標識が現れます。
ここを右折すると那賀東部広域農道(南)の入口です。
(北)と同じように、お山を駆け登って駆け下る楽しいワインディングロードです(*^_^*)
ここが終点です。
那賀西部広域農道(東)
↑の交差点を右折すると、すぐに那賀西部広域農道(東)に接続します。
那賀東部広域農道と違って、豪快なアップダウンのある長めの直線と大きなRのコーナーから構成される中々の高速コースです(*^_^*)
ここが終点です。
ここを左折して国道186号線を3km位南下し、県道52号線が現れたら右折して次の那賀西部広域農道の三隈弥栄区間(便宜上以下(西)と称す)を目指します。
県道52号線の入口から4km位のところにある周布川ダムです。
県道52号線の最初の5~6kmはセンターラインの無い幅員の狭い道ですが、1.5車線は確保されているし交通量が極小なので4Cでも全く問題なく進めます。
そこから先はセンターラインのある立派な道です。
52号線を14km位走ると、このT字路が現れます。
この標識の通り、右折してすぐ左折すると那賀西部広域農道(西)に入ります。
那賀西部広域農道(西)、石見西部広域農道、西石見グリーンロード
ここから3本の広域農道で山口県との県境近くまで繋ぐルートです。
西石見グリーンロードは2区間に分かれているので(以下便宜上(東)(西)と称す)厳密にいうと4本の広域農道ですが、いずれも接続する国道、県道は非常に短いので、全長54kmのロングコースの広域農道と見なせます。
全線センターラインのある2車線道路で、路面状態も4Cでも問題ありませんが、西石見グリーンロードは少々バンピーな所が散見されます。
交通量も、西石見グリーンロードはそこそこあります。
那賀西部広域農道(西)
ここが入口です。
アップダウンのある適度な直線と3速4速コーナーが組み合わさった楽しい高速ワインディングコースで、私が大好きな岡山の奥吉備街道にどこか似ている感じがします。
ここが終点です。
標識の通りに左折してすぐに右折すると石見西部広域農道に入ります。
石見西部広域農道
那賀西部広域農道(西)と同様な、楽しい高速ワインディングコースです(*^_^*)
このT字路が終点です。
ここで左折して国道191号線を1km位進むとこの交差点が現れます。
西石見グリーンロード(東)
↑の交差点で右折すると西石見グリーンロード(東)に入ります。
先の2つの広域農道よりは平均スピードが少し低いワインディングで、岡山でいえば吉備高原街道的な道です。
路面が少々バンピーな所も似ていますね(笑)
ここが終点です。
ここで右折し、次のT字路で左折して1km位進むとこの標識が現れます。
西石見グリーンロード(西)
↑の標識の先で左折すると西石見グリーンロード(西)の入口です。
ここも(東)と同じような感じの道です。
終点のT字路です。
どちらに曲がっても倉敷に帰るには不適当なので、ここでUターン。
元来た道を戻り、西石見グリーンロード(東)の東入口で右折して国道191号線で戸河内ICを目指します。
国道191号線も交通量が少なくて結構気持ちよく走れます。
途中の道の駅「サンエイト美都」で休息。
この辺りは益田市美都(みと)町という地名のようですが、Mito乗りの人たちには知られた所なのかな?(笑)
Mito温泉もあります(*^_^*)
147乗りの方達が国道147号線の聖地巡礼オフを開催されているのはみん友さんのブログで拝見していますが、水戸は遠すぎるので西日本のMito乗りの方々はここに聖地巡礼してはいかが?(笑)
18時過ぎに無事戸河内に到着!!
昼飯抜きで走って来たので、広島・鳥取の広域農道探検Part4(
こちら)でご紹介したIC近くのステーキ屋さんNorthへ・・・・。
がっつりアメリカンステーキを頂きました(*^_^*)
その後、戸河内ICから中国道→尾道道→山陽道を通って無事倉敷まで帰還しました。
行き帰りの高速区間を含む総走行距離は613km、平均燃費は10.2km/Lでした。
これだけの距離走っても体のどこも痛くならないし大して疲れない4Cの純正シートとサスは中々優秀です(*^_^*)
次回に宍道湖の南と北を
東西に走る広域農道を探検したら
島根の探検もひと段落かな?