3/31付のブログ記事で、ユニコルセさんでショックとバネをKW ver.2の車高調に交換し、タイヤを純正装着のピレリ P-Zero Rossoからミシュラン パイロットスーパースポーツに履き替えたことをご報告しましたが、この組み合わせは中々ジュリエッタQVにマッチしており、5/1のツーリングの折も、ワインディングを気持ちよく走れました。
ノーマルより確実にコーナリングスピードが向上しており、同じスピードならより余裕をもって回れます。
アンダーもオーバーも感じることなく、狙ったラインを路面に吸い付くように旋回していくのがなかなか快感です。
街乗りの低速域ではノーマルより硬くなったのを感じますが、あまり乗り心地が犠牲になっていないところも美点です。
但し、路面の凹凸を拾うと時々右前輪あたりからカタカタ小さな異音が発生するのが気になっていましたが、最近になるとフルバンプするような大入力時に「グキッ」とか「ゴキッ」といった明らかに正常とは思われない大きな音がするようになったので、昨日ユニコルセさんを再訪して見てもらいました。
渋滞しているとまずいので朝早めに家を出て山陽道を走っていると、前方に何やら宇宙船のような車が・・・・。
もしかしてあれは・・・・、
やっぱりコスモスポーツだ~~~!!!
写真で見るよりずっと小柄な車ですが、老体にムチ打って元気に走っておりました。
幸い道路が混んでいなかったので、約束の13時より45分くらい早く到着すると、すでに
BRAVE番長がお待ちかね。
15分くらいしたら、
11連休で暇を持て余している GWを謳歌している
慎さん も登場~。
まず昭和のオジサン3人の心をとらえたのは、アルファの聖地には似つかわしくない
この車。
カローラ・レビン(TE27)イイね~。
お客さんが整備に預けている車ですが、多分フルレストア済みのようでどこもかしこもピカピカです♪
早速スーパーメカニックのタケちゃんが、フロントのストラットを外して原因究明に取り掛かります。
各部を増し締めしたり、アッパーマウントをばらしてベアリングを点検したり色々やってみますが、カタカタ音は解決するも「グキッ」や「ゴキッ」は依然解決せず。
一同頭を抱えているところに、遅れて登場した大川社長がゴチョゴチョある細工を施すとあら不思議、見事異音解決~~~。
さすが社長です(笑)
せっかくユニコルセまで来たのにこれだけで帰るのはもったいないので、かねてより懸案のECUドーピングを敢行~。
ECUチューニングにはDigi-TechのようなECUのプログラムそのものを書き換えるものと、ECUの前に割り込ませてドーピング信号を送るサブコンの2種類がありますが、ユニコルセは後者の代表格Race Chipの正規代理店なので、これを装着しました。
当初はジュリエッタQVと相性が悪く、警告灯が点きまくったりしたようですが、現在の正規輸入品は日本の輸入代理店がきちんと対策を施しているので大丈夫だそうです。
Race Chip本体はリレーボックスのカバーにねじ止めしましたが、万一水がかかった時にねじ穴からリレーボックス内に水が侵入しないように、ネジにシリコンシーラントを塗って装着してあります。
さすがユニコルセ、芸が細かい。
あとは、インテークパイプの圧力センサーの4Pコネクターと、サージタンクの圧力センサーの3Pコネクターに付属のハーネスのコネクターを割り込ませ、バッテリーの±ターミナルに電源ハーネスを接続するだけで完成です。
コネクターの位置が分かりにくかったり、コネクターを外すのにコツがいったりしますが、写真入りの取説も入っているので、DIYでも十分可能な作業です。
BRAVE番長の人柱結果が好評なので、本当はこちらのユニコルセ特性6点式ロアーバーも取り付けたかったのですが、量産品を発注する際に図面寸法を間違えて再製作中とのことなので断念。
まあ、こちらはボルトオンで取り付け可能なので、完成したら送ってもらって取り付けましょう。
慎さん147にロアーバーを取り付けたり、うだうだ変態話に興じたりしているうちに夕方になったので、本日は解散~。
帰路の下道、高速でのRace Chipの印象ですが、ブーストがかかるまでの低回転域はノーマルとほとんど変わらない感じで、ブースト圧がかかり始める回転数(2,000回転くらい)も変化ないようですが、かかり始めてからのブーストの立ち上がり方がノーマルよりかなり急です。
Nモードだと、踏み始めのモッサリ感は相変わらずなのに、ブーストがかかり始める回転数になると急に車が加速して飛び出すので、少々ぎくしゃくした感じがします。
その点Dモードだとそういう違和感がないので、下道でもDモードのほうが乗りやすいです。
今までも常時Dモードで走っているので、これからも常時Dですね。
高速に乗ってアクセルを踏み込んでみると・・・・、お~~~、これはすごい!!!
ノーマルQVの加速も充分素晴らしくて快感ですが、それに輪をかけたすごさで、まるで前方の空間に吸い込まれるようなワープ感覚を味わえます。
これは自制しないと一発で免許がなくなりそうですね~(笑)
フルスロットルにするまでもなく、あっという間に反社会的なスピードに到達してしまうので、最後までフルスロットルの加速を試せませんでした。
ターボ車のチューニングはECUをいじるのが一番効くとは聞いていましたが、これは費用対効果バツグンですね~。
吸気系(BMCの純正交換タイプエアフィルター)、足回り(KW ver.2車高調)、タイヤ(ミシュラン パイロットスーパースポーツ)、ECU(Race Chip)ときて、これにボディー補強(6点式ロアーバー)が加わると、Rosso Alfa仕様のジュリエッタQV改造計画もほぼ完了です。
あとは排気系、点火系が残っていますが、マフラーは費用対効果が?なので当面手を出すつもりはありません。
点火系は、人柱好きのBRAVE番長が、近々怪しいエレキ装置を取り付けるそうなので、その人柱結果を見て判断することにしましょう。
BRAVE番長、人柱宜しく~(笑)