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2014年09月22日 イイね!

ドライバーフィギュアの世界 Part 4 (1/12スケール)

ドライバーフィギュアの世界 Part 4 (1/12スケール)Part 3までにご紹介してきた1/18スケールのフィギュアはまだまだネタがあるのですが、今回はちょっと趣向を変えて、1/12スケールのドライバーフィギュアと尾根遺産フィギュアをご紹介します。

① Ayrton Senna (1960~1994)
今さら説明するまでもない「音速の貴公子」アイルトン・セナですが、1984年にトールマンからF1デビューして以来、ロータス、マクラーレンを経て、1994年にウイリアムズに移籍して3戦目のサンマリノGPで不慮の事故死を遂げるまで、ワールドチャンプ3回(1988、1990、1991年)、優勝41回、ポールポジション65回という偉大な記録を残した、今なお多くの人の記憶の中に残るグレートドライバーです。

ロータス時代は中嶋悟とコンビを組んだり、マクラーレン時代はホンダエンジンで黄金時代を築いたり、といった縁もあって、日本でも今なお絶大な人気を誇っていますが、私自身も鈴鹿でライブの走りを何度も観ましたし、事故死したサンマリノGPも深夜のライブ中継映像を観て固まった記憶が今でも鮮明に残っています。






F1デビュー年(1984年)のToleman TG184 Hart


1986年のフランスGPを走るセナのLotus 98T Renault


1987年のメキシコGPを走るセナのLotus 99T Renault


初めてF1チャンプとなった1988年のブラジルGPを走るセナのMcLaren MP4/4 Honda


3度目のF1チャンプとなった1991年のオーストラリアGPで、雨の中を疾走するセナのMcLaren MP4/6 Honda


セナ最後のレースとなった、1994年のサンマリノGPを走るWilliams FW16 Renault


セナのお墓は、ブラジル サンパウロ郊外のモルンビー墓地にあります。
十数年前まだサラリーマン時代に、ブラジルに半年間ほど駐在していたことがありますが、ちゃんとセナのお墓にお参りしてきました。


墓碑銘は「NADA PODE ME SEPARAR DO AMOR DE DEUS=神の愛は永久に我が身に降り注ぐ」


セナの現役時代に、日本のモデラーズというメーカーから、無塗装の1/12レジン製フィギュアが発売されています。これはアマチュアモデラーの方が塗装したものをヤフオクで入手したものですが、中々見事な仕上がりです。




こんな状態で発売されていました。


ライバルであるアラン・プロストのフィギュアも発売されていました。


このセナのフィギュアと組み合わせるならこれしかないでしょう、ということで、1991年のチャンプマシンであるMcLaren MP4/6 Hondaと並べてみました。
これはタミヤの1/12スケールのプラモですが、上のセナのフィギュアと同じアマチュアモデラーの作品です。





② 西村梨沙&香折(1981~)
1/12スケールのドライバーフィギュアというのは案外少なくて、私はセナのフィギュアしか所有していないので、きれいな尾根遺産フィギュアをご紹介します。
・・・・といっても、アニメキャラとか萌えキャラには興味が無いので、実在の尾根遺産のフィギュアです。
バイク乗りの方は多分ご存じだと思いますが、バイク雑誌「Mr. Bike BG」でおなじみの美人双子ライダー西村姉妹が、なんと数年前にフィギュア化されています。

実物は中々可愛い~~~(はあと)




愛車はカワサキのZ1R-Ⅱと、Z1000MkⅡです(シブイ!!)


フィギュアの方も素晴らしい仕上がりです。
皮ジャンやジーンズの質感もバッチリですね。


ここまでアップにしても充分鑑賞に堪えます。




本当はカワサキのバイクと並べるのが筋ですが、古いレーシングバイクしか持ってないので・・・・、Minichamps製のNorton Manx (1960年)と並べてみました。


同じくMinichampsのMV Agusta 750Sと並べてみました。


同じくMinichampsのMV Agusta 500ccm (1970年)です。


同じくMinichampsのDucati 900 (1978年)です。


車はAE86にお乗りだそうですが(これまたシブイ!!)、こんな車も西村姉妹にはお似合いかと思い、Caterham Super Seven BDRと並べてみました。ワンコはドールハウス用に販売されているものです。


このスーパーセブンはタミヤの1/12プラモですが、さるプロモデラーの方がキット発売当時に「モデルアート」というプラモ雑誌の為に製作したものです。
素組みでも精密な仕上がりのキットですが、これはかなり追加のディテールアップが施されているので、さらに素晴らしい仕上がりになっています。






2014年09月08日 イイね!

ドライバーフィギュアの世界 Part 3 (1/18スケール その3)

前回のPart 2では、Le Mans Miniatures社のドライバーフィギュアをご紹介しましたが、同社ではドライバーだけでなく、チームオーナーや監督のフィギュアも発売されていますので、今回はそれらを関連するミニカーと共にご紹介します。

① Ettore Bugatti (1881~1947)
エットーレ・ブガッティは、あの有名なBugattiの創業者であり、また優れた自動車技術者・デザイナーです。
イタリア ミラノの芸術家一族に生まれた彼は、若くして自動車に関心を持ち、ようやく勃興し始めた自動車メーカーの為に車体やエンジンの設計をしていましたが、28歳の時(1909年)にフランス アルザス地方のモールスハイムに自らの会社を設立してT13ブレシアの生産を開始し、第2次大戦が始まるまでの間に、名車T35、T41ロワイヤル、T57クーペ・アトランティーク、T55など、数々の高性能車、レーシングカーを開発・生産しました。

彼の車は、早くからDOHCエンジンを採用し軽合金素材を多用するなど先進的で高性能であるばかりでなく、部品の隅々まで彼の美意識を反映した完璧な美が追求された芸術品であり、現在でも高い人気を誇っています。




私が持っているのは帽子を取った姿を再現したものですが、帽子を被った姿も発売されています。




Bugattiの最高傑作T35 GPカー(1924年)と一緒に並べてみました。
この独CMC社製のミニカーも素晴らしい仕上がりです。




エンジンやコクピット回りも精密に再現されています。
シートも本物の皮貼りですし、ボンネットパネルもダイキャスト製ではなく、薄い金属板をプレス成型したものなので、大変シャープで実感があります。




同じくCMC社製のT57 SC Atlantic Coupe(1937年)と並べてみました。
T35と同様素晴らしい出来のミニカーです。








② Alfred Neubauer (1891~1980)
アルフレート・ノイバウアは、1926年から1955年にかけメルセデス・ベンツ・レーシングチームを率い、一時代を築いたチーム監督です。
彼は、レーシングチームのマネージメントやレース中の戦術判断を行うチーム監督という役割を初めて確立させた人物であり、それまでのドライバー任せのやり方を脱して、現代的なレースマネージメントへの転換の先駆けとなった名監督です。
ドライバーにレース状況や戦術判断を指示するサインボードも、彼が考案したものです。

第2次大戦前のGPシーンを席巻したメルセデス・シルバーアロー軍団、戦後のW196や300SLRによるF1やスポーツカーレースでの大活躍も彼の貢献によるところ大ですが、1955年のルマンで300SLRが観客席に飛び込み80人以上の人命を奪うというレース史上最大の惨事を引き起こした後、メルセデス・ベンツは全てのレースからの撤退を表明し、彼も現場から去ることとなりました。




Le Mans Miniatures社のフィギュアは、偉大な太鼓腹の彼の姿を上手く再現しています。


300SLRと同じエンジンを搭載した、メルセデス・ベンツ高速トランスポーターと並べてみました。
このミニカーは、CMC社から10年以上前に発売されたものですが、当時あまりに素晴らしい出来に感動しました。今でもその輝きは衰えていませんが、残念ながら当時のCMC製品には塗装品質に問題があるものがあり、私の物も経年変化でドアに塗装の浮きが発生しています。

搭載されているW196もCMC社製ですが、1955年にAintreeで開催されたF1イギリスGPにおいて、Juan Manuel Fangioのドライブで2位でゴール(優勝はStirling MossのW196)した車を再現しています。


同じくCMC社製のW196R Streamlinerと並べてみました。
1955年のイタリアGP(Monza)で、Juan Manuel Fangioのドライブで優勝した車を再現しています。








③ John Wyer (1909~1989)
ジョン・ワイアは、60年代から70年代にかけてガルフカラーのGT40、ポルシェ、ミラージュなどでスポーツカーレースに活躍したJohn Wyer Automotive Engineering(JWA)のボスです。
ルマンでも、GT40で1968~69年と連覇、1975年もMirage Gulf GR8で3度目の優勝を遂げていますが、この優勝を最後にチームを売却し、レース世界から引退しました。

2枚とも、右がジョン・ワイア




これも中々本人の特徴を良く捉えたフィギュアです。




AUTOartのPorsche 917Lと並べてみました。
これは、1971年のルマンにJo SiffertとDerek Bellのドライブで出場し、残念ながらリタイアに終わった車を再現しています。






④ Norbert Singer (1939~)
ノルベルト・ジンガーは、ポルシェのワークス、プライベーターと多岐にわたるほとんどすべての勝利にかかわっている生き字引的なエンジニア、チーム監督であり、ポルシェのルマンでの16回の優勝も、彼の主導、陣頭指揮によるところが大きいと言えます。
ルマンで7回優勝を遂げた名車956/962も、彼の指揮により開発されたものです。




メガネまで細かく再現されています。




1983年のルマン優勝車 Porsche 956LH(Minichamps製)と並べてみました。




プロフィール

「4Cで広域農道攻めてたら、ミッションのオーバーヒート警告が出て(ミッション油温計は130℃😱)セーフモードに入ってしまい、パドル操作を受け付けなくなった😰 クールダウンして再始動したら正常に復帰したけど、暑過ぎです😓」
何シテル?   07/13 16:41
セクシーな赤いイタリア娘をこよなく愛するRosso Alfaです。 ちょっと古めのレーシングカーとそのサポートカー、トランスポーターのミニカー収集も趣味の一つ...
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