
Part4(
こちら)でご紹介した宍道湖の南側の探検に引き続き、宍道湖周辺の広域農道を巡る旅の2日目は、宍道湖と中海の北側の島根半島と出雲方面を探検して来ました。
↓のルート図のように、主目的の宍道湖北部広域農道だけでなく、名所やビューポイント巡り、hikaru1322さんとのプチオフも含む欲張った旅です。
なお、民宿「まつや」さんの朝食は普通の分量でした(笑)
先ずはせっかく境港まで来たので、島根半島の東端にある美保関灯台見学の為東に向かいます。
民宿まつやから県道2号線(海を見ながら快走できる道です)を東に12~13km進むと、小さな漁師町 美保関に着きます。
ここには、出雲大社、日御碕神社と並ぶ出雲三大社の一つ美保神社があるのでお参りしてきました。
美保神社は全国の恵比寿様の総本社だそうで、さすが神の国です(*^_^*)
ちょうど朝の神事が執り行われていました。
この美保神社の鳥居の横から仏谷寺まで約250m続く「青石畳通り」は、大正・昭和の時代にタイムスリップしたような別世界が広がっています。
ちなみに青石畳通りの名は、雨に濡れた石畳が青く見えることからそう呼ばれるようになったそうです。
ちょうど手を繋いだ子供たちが通りかかったので、いい雰囲気の写真が撮れました(*^_^*)
与謝野鉄幹・晶子夫妻や高浜虚子などの文豪も宿泊した老舗旅館や老舗の醤油蔵、旧家を見ることが出来ます。
ここからさらに3km位東に進むと、「世界の歴史的灯台100選」「日本の灯台50選」にも選ばれた美保関灯台があります。
明治31年に完成した石造りの風格ある灯台で、隣の元灯台守の宿舎は現在灯台ビュッフェとして営業されています。
美保関灯台を後にして元来た道を戻り、民宿まつやの先で右折して国道485号線を北上し、日本海側を目指します。
七類で左折して県道37号線で西に進みます。
県道37号線はセンターラインのある快走路で、特に海岸沿いを走るときは日本海の美しい景色を楽しむことが出来ます。
瀬崎という小さな港で、海のそばまで車を乗り入れられる所があったので、海をバックに記念撮影。
海水の透明度が素晴らしく、メッチャきれいな海です(*^_^*)
県道31号線をさらに進んでいくと自然に県道21号線に入るので、そのまま進むと海岸沿いを離れて南下していきます。
新道トンネルを抜けた先で右折して県道264号線に入り、佐太神社の脇を通ってさらに2kmくらい南下するとこの交差点が現れます。
広域農道の表示は何もありませんが、ここを右折すると「宍道湖北部広域農道」に入ります。
ちなみに、左折すると「松江西部農免道路」になるようです。
こちらは探検していませんが、もっと東から続く松江西部農免道路がここで宍道湖北部広域農道に直接接続しているようです。
宍道湖北部広域農道
↑の交差点を右折した↓の地点から、県道275号線にぶつかるまで西に約25km続く広域農道です。
全線センターラインのある2車線道路で、路面状態も問題ありません。
東端近くは田園地帯の中を進む普通の県道っぽい道で交通量もそれなりに有りますが、しばらく進むと交通量も減ってアップダウンのある楽しい快走路になります。
但し全線イエローラインなので、譲ってくれないペースカーがいるとストレス溜まります(笑)
このT字路が県道275号線とぶつかる西端です。
↑の西端で左折後すぐ右折して、県道250号線で海岸沿いを目指します。
海岸沿いのT字路で県道23号線とぶつかりますので、ここで左折して県道23号線を西進し、島根半島の西端 日御碕を目指します。
左折してすぐ海の向こうに風車が見えたので記念撮影。
帰ってから調べてみると、十六島町にある風力発電用風車で26基も設置されているようです。
ちなみに十六島は「うっぷるい」と読むそうですが、絶対読めん(^_^;)
左折してすぐはセンターラインのある2車線道路ですが、すぐに狭めの1.5車線(一部1車線)道路になり、対向車が来るとすれ違いに気を使います(^_^;)。
あまり交通量が無いので4Cでも大丈夫ですが、多数台のツーリングにはあまり適した道ではないかも・・・・(^_^;)。
このまま日御碕を目指すはずだったのですが、途中のT字路で右に行くべき所を左(出雲大社方面)に行ったのが間違いだったようで、段々山の中に入り込んで林道みたいな道に・・・・(^_^;)
でも大規模林道のような広めの1.5車線道路で、大変楽しいワインディング路です(*^_^*)
峠を越えて下界に出たら突然出雲大社が現れてビックリ!!(笑)
後で地図を確認したら、鷺峠を越えて出雲大社に至る林道(?)みたいですが、日本海側から出雲大社にショートカット出来る楽しい道を発見できて結果オーライでした(*^_^*)
最近みん友になったhikaru1322さんとプチオフする約束をしていたので、待ち合わせ場所のきづき海浜公園で初めまして!!
hikaru1322さんのステップワゴン スパーダと並ぶと、4Cのペッタンコさが際立ちます(笑)
hikaru1322さんの先導で、くにびき海岸道路を通って道の駅「キララ多伎」を目指します。
くにびき海岸道路は、出雲市大社町の国道431号線から出雲市多伎町の「道の駅キララ多伎」までを結ぶ12キロの道ですが、途中何回か農道の看板を見かけたので帰ってから調べてみたら、正式名称は「簸川西農免道路」と呼ぶようで、これも農道なんですね(笑)
後半部分は美しい日本海の風景を眺めながら走れる楽しいシーサイドロードです。
キララ多伎のちょっと手前の、hikaru1322さんお勧めの撮影スポットで記念撮影。
キララ多伎はすごく立派な道の駅で、大変賑わっていました。
ここから見る日本海も大変美しいです(*^_^*)
ここに来たらやはりこれでしょう!!
美味しい海鮮丼を頂きながら、楽しいおしゃべりタイムを過ごさせて頂きました。
お土産まで頂き、hikaru1322さん大変お世話になりました m(__)m
せっかくここまで来たのに日御碕に行かずに帰るのは残念なので、hikaru1322さんとお別れした後に来た道を戻って日御碕へ・・・・。
出雲大社より先の県道29号線は中々楽しいワインディング路です(*^_^*)
この写真を撮った場所のすぐ近くは、道路脇から崖下の日御碕神社を拝めるビュースポイントです。
一日で出雲三大社を全て拝んだので、何か良い御利益あるかな?(笑)
島根半島西端の断崖に立つ日御碕灯台に到着です。
明治36年に設置された、日本一の高さ43.65mを誇る白亜の大灯台です。
美保関灯台と同じく「世界の歴史的灯台100選」に選定されており、国の登録有形文化財にも選ばれています。
灯台の前の岩盤の上からは雄大な日本海の風景が楽しめますが、高所恐怖症の人はあまり近づかない方がイイかも・・・・(笑)
穏やかな瀬戸内海に慣れた身には、やはり外海の日本海は荒々しいです。
記念撮影に興じる若者たち。
2時間サスペンスドラマの一場面?(笑)
フェンスで遮られた美保関灯台と違って、200円払えば内部の狭い螺旋階段を上って灯台の上にも登れます。
海面から63mもあるので、灯台の上からは絶景が楽しめます。
但し、ここも高所恐怖症の人は避けた方が賢明です(笑)
望遠レンズで覗くと、はるか東に前述した十六島の風車群が望めます。
農道王国だけでなく風力発電王国の島根県、26基の風車群は中々圧巻の光景です!!
ここは風車公園もあって風車の間近まで行けるようなので、機会があったら是非現地を訪問してみたいです。
以上で2日間に渡る島根の旅も終了!!
出雲ICまで下って山陰自動車道に乗り、宍道湖JCT→松江自動車道→尾道道→山陽道経由で無事帰宅しました。
2日間の総走行距離は758km、平均燃費は11.1km/Lでした。
Part1~5の探検で島根県の広域農道はすべて制覇したことになりますが、今回初めて島根県の東西南北を広く旅した結果・・・・、
山側も海側も美しい自然が一杯!!
地元の人に言わせると、「それしかない」そうですが・・・・(笑)
市街地以外は快走路だらけ!!
食べ物が旨い!!
島根県イイ所です (*^_^*)