凡ミスで腰下分解、ついでに6速化

ネタが溜まってるとソワソワして休日を満喫できないタチなので、塗装、組み立て完了後、早速燃料フィルター買ってきて、安いオイル入れて分解時に混入したゴミ等を洗い流す作業。

エンジン始動を試みるも中々掛からずでしたが、CDI交換したらセル一発。
アイドリングは安定してる。調子良い。復活だ！
と、喜んだのも束の間。

ギアが下がらない。

カバーを外して、青丸のやつをくるくる回してたら1速まで戻ったので復旧し再走。

ニュートラルが見つからず、ガチャガチャやってたらまたギアが下がらなくなった。

組み立て時、赤矢印の穴からボルトか何かが中に入って、ギアに噛んでるのかな？

新品入れて数メートル走ったエンジンオイル。 なんかギアオイルみたいな色味

何かの破片も出てきた。

ゴールデンウィーク明けにでもバラそうかと思って投げ出した翌日。

早く片付けたいのでバラした。

アストロで買ってきた。
M16の細目ボルトあれば代用出来そう。

結局腰下までバラしてしまった、、、。

異物らしい異物は見つからない。

このフォークがシフトペダル操作で動きます。

さっきのフォークがこのドラムのピンを跳ね上げてギアが変わります。

出品されてる部品等とあれこれ見比べてたら、このドラムのピンが1本少ない。
まさかこれが破損してギアが変わらなくなった？

それで、あれこれ調べていると、常識的な事なのかも知れないがCBX125Cは5速、125Fは6速だと言う事を知った。 このエンジンは型番的に125Cのエンジンのはずだったのでギアの丁数等で確認するとやはり125Cエンジンだった。

更に解析を進めると、125Fと125Cではドレンボルトの位置が違う事が分かった。

125Cは下部

125Fは9番のボルトがドレンで、側面についている。

125Cは10枚目画像のニュートラルスイッチ下部のくぼみがそこに当たるのですが、何もありません。

FとCのクランクケースの違いはぱっと見はそこと、11番のボルトの先端がテーパーか否かと、アルミ素地か黒塗りかという所くらい？

そんなこんな解析してたらようやく気付いた今回のミッションブローの原因。

間違い探し。

えーっと、、、。逆シフトと化してました。

つまり、1速入らない、ニュートラルが見つからないと、延々と5速の向こう側に叩き込もうとしてました。

ギアが落ちなくて3速発進になっちまう、、、とか思ってたら5速発進してたというオチ。

ブローしてませんでした。完。

では、今回の作業が無駄骨と化してしまうので、
125Fのミッション一式購入。

パーツリストでメインシャフト自体は同じ物でした。
あと、このバネの 品番が違ったけど、Rの付き方が違うくらい。

移植開始

無事装着完了。
メインシャフトが同じ物ならクランクケースはCでもFでもそのままいけるはず。

ちなみに、分解前に出てきた異物はクランクケースのどこかのネジ山の切りカスっぽいですね。

組み立てます。

2回目ともなればさくさく進みます。

雨だったので 雨宿りできる所までバイク突っ込んでエンジン搭載。

仮に走れる状態まで組んで始動確認。シフトチェンジ確認。

〜20km/h程度の速度しか出してませんが、6速まで変速出来ました。


フロントタイヤのチューブがダメなのか空気抜けるのと、ライト関係の配線、その他細かい所のチェック等、あと丸一日あれば公道走れそうです。

CBX125Cのエンジンとは言え、6速化と125F後期のキャブ、社外CDI(定番のエイプ用)という仕様なので、15馬力は出ると思うので楽しみ。