オーバーヒートとの戦い
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
クソ暑い日にエアコンをつけると水温計がレッドゾーンに直ぐに入ってしまうので、先日ハイフローのサーモスタットに変えてみました。
が、良さそうな挙動でしたが、バグってる気温だとやっぱりダメでした…
2
ウォーターポンプとファンクラッチは昨年交換しています。
ウォーターポンプがダメならあからさまにオーバーヒートすると思いますが、夜とかは比較的ましなので、AmazonUSAで安かったファンクラッチが怪しいと思い、試しに交換してみます。
左が純正、真ん中がAmazonで買ったヘビーデューティ、右が新しく買ったスタンダードデューティ
3
ひと回り小さいので、簡単に交換できます。36mmのレンチとバールとかでウォーターポンプのプーリーのボルトを押さえとけば直ぐに緩みます。YouTubeとか見るとシュラウドを外したりしますが、少し知恵の輪ですがどこにも引っかかったりせずに簡単に脱着できます。
4
結果は…余計酷くなりました…
比較的気温の低い夜とかでもオーバーヒートします。
しかし、得るものがありました。
ウォーターポンプ、サーモスタット、ファンクラッチの交換しました。
ラジエター本体は覗くとシルバーで錆とか汚れや詰まりは全く無さそう。
ファンクラッチを変えると、温度上昇の挙動が変わる。
つまり、ファンが適切に風を送ってない事になります。
残るはファンベルト関連!
5
怪しいのはオートベルトテンショナー
少し気になったのが、ファンクラッチを緩める際に軽々ウォーターポンプのプーリーが空回りしてました。その時は気にして無かったのですが、これってもしかしてベルトのテンションが足りず、ウォーターポンプとファンに十分な力が伝わってないのでは?ベルトを指で押すと動く量は問題無さそうですが、心なしか柔らかい。
KJチェロキーの時はもっとパッツンパッツンだった様な記憶があります。
6
はい、また買いました…
今回は早く直したかったので、日本のショップで購入
アイドラープーリーとファンベルトも買いました。送料込でAmazon USAの1.5倍以上します。高いですがその分翌日には到着!
7
交換はT40と9/16”のソケットが要ります。
ファンクラッチを外してベルトを外しての交換ですが、はっきり言って超簡単です!
さすがTJ!!
規定トルクは
オートテンショナー
168in-lbs. =18.98Nm
アイドラープーリー
45Ft-lbs. =61.0Nm
8
さて、結果は
どうやら正解みたいです!
エアコンをガンガンに使っても水温計は100ちょいでそれ以上上がる気配なし!
少し、エンジンの回りが重たく感じますが、それはファンとウォーターポンプにも力が伝わっているのだと思い込んでおきます。
今、思い出すとオートテンショナーが確かにがっつりチャタリングをしてました。
これは、オートテンショナーがダメになってる兆候だそうです!
皆様の参考になれば
9
ちなみにファンクラッチの種類で
スタンダードデューティ、ベビーデューティ、シビアデューティがあります。
スタンダードデューティは
ロック状態で60-70%
ベビーデューティは
70-80%
シビアデューティは
80-90%
の固定度合いみたいです。
クソ暑い日の事を考えたらシビアデューティのファンクラッチが欲しい…でも燃費は悪くなるんでしょうね^^;
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