外付けナビでのステアリングリモコン復活
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s-lineにはマルチファンクションステアリングが付いており、ヴォリュームやラジオ選局・CD選曲がステアリングリモコンから出来るのですが、純正オーディオをナビ交換してしまうと使えなくなってしまうのが残念。
そこでいろいろ探したところ、外車用オーディオ取り付けキットなどを制作・販売しているPBから出ている「CAN-BUSアダプタPLUS」ではステアリングリモコンからのCAN-BUS信号を各社ナビorオーディオの赤外線リモコン信号に変換し、操作できるようになることを発見。
ところが、純正でステアリングリモコンがあるA4は対象車種になっているのですが、s-lineにしか設定のないA3はサポートされていません。店で相談したのですが、A4とは信号が違う可能性があるのでダメでしょう、とのことでした。ステアリング自体は同じなのに・・・
それで諦めるのも癪だったので、PBさんに問い合わせしたところ、「A3 s-lineはこれまで試すことが出来なかったので試してみたい。対応できると思いますので、是非やらせてください」とのこと。ありがたいことにモニターとして取り付けて貰えることになりました。
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A4用のCANバスアダプタPLUS”BIF-C01-VW4R”をもとに再設定することに・・・
A3のCAN-BUS信号をノートPCで取り出してチェックしたところ、一部A4とは違う?とのことで、その場でアダプタの設定を一部変えてOK。たぶんアダプタ内部のディップSWの切り替えで対応出来てると思います・・・
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CAN-BUSからのステアリングリモコンの信号をアダプタで各社ナビのリモコン信号に変換し、出力する赤外線発光部です。ルームランプ近くなど、ナビ機の赤外線受光部に届く位置に取り付ける必要があります。
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PBさんは本社が大阪なので、工事は上京された折りに都内のカーオーディオショップ「ミストラル」さんのピットをお借りしてお願いしました。
工事風景ですが、もともと5.1ch化などして配線の量が多いのに1DINサイズの裏に収まるんだろうか?動作確認の後、結構苦労されてましたが何とか無事収まりました。
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動作の設定は、ナビ&オーディオのメーカーに合わせて本体外側にあるディップSWを切り替えて対応しており、ほぼ全ての現行の各社機種に対応していると思います(対応表は
http://www.pb-jp.com/can_rimokon.html)。
カロッツエリアはナビ主体とオーディオ主体の二種類の設定が出来ますが、取りあえずハンズフリーが使えるナビ主体の設定にしておきました。
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赤外線発光部は、ルームランプユニットの前に取り付けてくれました。
・・・が、後でマップランプ付きルームランプに交換した際、ルームランプユニットの真ん中のメッシュ部分に内蔵しました(画像は後ほど・・・)。メッシュを通すので取り付け角度が微妙になりますが、数回調整してOKになりました。
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純正と同じようにボリューム操作と選局・選曲操作がステアリングから出来るのは、やはり楽です。それに加えて、純正では使われていなかったボタンをハンズフリーのオフフック・オンフックに割り当てられるのも◎。赤外線リモコン信号を利用するPBさんのアイディアはすばらしいです。感謝・・・
ただ、個人的にはオフフックではなく、音声操作用の発話ボタンに割り付けられれば、もっと使いやすいのですが・・・
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赤外線発光部をルームアンプ真ん中のメッシュ部分の中に仕込んだところ。発泡ウレタン?をこのスペースに入る大きさに切り、くり抜いて発光部を入れて押し込んであります。
ちなみにこのスペースは、本国のハンズフリー仕様車でマイクを横向きに入れるためのスペースだそうです。
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