直噴エンジンカーボン、スラッジ対策 (エンジンコンディショナープラグホール直噴)

カーボン対策として前回燃料添加剤を試しましたが今回はバルブへのカーボン堆積対策としてエンジンコンディショナーをプラグホールから直接燃焼室に吹き込みバルブのカーボン除去を試してみました
使用したのは定番のkureのエンジンコンディショナー
WAKO'Sよりシール類の攻撃性が低いらしいです(あくまで調べた限りなので真偽は不明)
※奨励された使用方法ではないので自己責任で施行してください

付属のノズルだと燃焼室まで届かないのでノックスドールのロングノズルを使用しました
このノズル四方に噴射口があるので便利です

プラグの外し方は割愛しますがワンポイント
イグニッションコイルを抜いたらプラグホールをエアブローします。
ゴミなどが燃焼室に入らないためです
コンプレッサー無いのでエアダスターで代用しました

外したプラグもエンジンコンディショナーを吹いて清掃します
カーボンよく落ちますのでエンジン内も期待です

コンディショナーを燃焼室一杯に吹いたら一度クランキングしてバルブを動かし裏側のカーボンを狙います。
ここで失敗しました(汗)
ウェスを被せてテープで留めましたが盛大に吹きました…エンジンの圧縮力がこんなにすごいとは思って無かったです(いい経験になりましたが清掃が大変でした)
結局タイヤを片方接地させ手で回してバルブを動かし30分程浸け置きしました

燃焼室のエンジンコンディショナーは電動オイルポンプで抜きました
シリンジを使用されてる方も多いみたいです
液剤を抜かないでエンジン掛けるとウォーターハンマーでエンジン壊れることもあるのでしっかり抜きます

抜けた液剤です。一本全量吹いたのでクランキングで大分噴射してしまったみたいです(汗)
それでも抜けた液剤真っ黒でカーボンの塊もかなり出てきました

一応インジェクターのヒューズは抜いておきました
青丸のヒューズを2つ抜きました。クランキングしてもガソリン臭しなかったので合ってる思いますが間違いがあれば詳しい方コメントで指摘してください

プラグ戻したらエンジンを掛けますがその前にオイル交換しました。
エンジンコンディショナーはシールへの攻撃性が高いのでエンジン掛ける前にオイル交換した方が良いらしいです
エンジンは一発でかかりましたが白煙がご覧の通り盛大に出ました
走行してもしばらく出ます
とにかく臭いのでご近所迷惑に気をつけてください

エンジンコンディショナー施工後の燃焼室です。
添加剤では落ちていなかった吸気側のカーボンも溶け出しています
浸け置き時間をもっと伸ばせば更に落ちそうです。次回は一晩漬けてみたいと思います

吸気側のバルブです
カーボンは取れていませんが溶け出しています
残念ながらバルブ開いているところは撮れませんでしたが効果は出ていそうです。
今度バルブオーバーラップに合わせて撮影してみたいです
施工後少し走ってみましたが、かなりエンジンが軽く回り静粛性も上がりましたがオイル交換も同時なので単独の効果は分かりませんね
これからオイル交換毎に施工していこうと思います。