ブレーキローター交換　DIXCEL　FPタイプ

2年間で十数回のサーキット走行＆毎日の通勤によって、酷使されたフロントブレーキローターです。

ヒートクラックが徐々に発生し、しかも新パッドとの当たりが悪くなってきたので、ローター交換する事にしました。

酷暑のサーキット、しかもスリット入りのローターによって、新品パッドが1日で終わってしまった事が、交換に踏みきった一番の要因なのです、実は。

スリット入りローター、カッコいいけどコスパ悪過ぎ・・・、前から分かってたけどね。

選択したメーカーは、いつもの通り安定の「DIXCEL」です。

ただし、今回からフロントローターはあらかじめ熱処理してある「FPタイプ」のスリット無しに変更しました。

熱処理済みの証、かっこいいブロンズ色に輝いています。中央のハット部分はシルバーに塗装されています。

86／BRZ共通、A型GT用です。
品番：3617039

まずキャリパーを外して、ブレーキラインにストレスが掛からないように針金等でキャリパーをストラット等に釣り、ローターを外します。

定期的にメンテナンスしているので、固着は無く、サクッと外せました。

以前のローターは、インプレッサGDBF用です。

86／BRZ用と外径は同じですが、以前にみんカラ先輩から教えていただいたように、1枚の板厚が違いますね。ぶ厚いです。しかもベンチレーションの隙間と、そのリブの太さも違います。

86／BRZ用の方が頑丈で耐久性が良いように見えます。でも、熱しにくく冷めにくい？でしたでしょうか？

ただ、86／BRZの方が圧倒的に設計が新しいので、厚さがある事によって、歪みなどに対する耐性も良いと信じます。

それともう一つ、円周方向の内径も異なります。86／BRZ用の方が内径方向の幅が広いです。

ローターの厚みと内径が大きくなる分、結果、重量は重くなるのですが、熱容量が大きくなっていると言えます。

いずれにせよメリットとデメリットはある訳です。

それにしても良い焼き色してますね。

装着完了です。

あとは慣らしをして、サーキットで試してみる事にします。