キャンバーボルトの導入によるセッティング変更
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
現状、HKS車高調のピロアッパーマウントのフロントキャンバー調整は、ネガキャンは最大で「2°30'」前後が限界値です。
コーナリング時、タイヤ自体のイン側をもうちょっと使いたいので、もっとネガ方向に調整する為に「キャンバーボルト」を導入することにしました。
2
ボルト自体が”カム”になっている形状ですので、細いボルトに入れ替えただけといったナックル穴の隙間のガタを利用した取付方法とは違い、カムボルトを回転させることによってキャンバーを無段階に調整する事が出来ます。
ちなみに、調整式アッパーマウントを装着されていないクルマでも、このボルトだけでキャンバー調整をすることが出来ます。
ノーマル車でもお手軽にセッティング出来ますね。
3
説明書によると、プラスマイナス「1.75°(1°45')」の調整幅があるようです。
HKS車高調のストラットは、上側の穴にしか入らなかったのでそちらに装着しました。
必要な工具:
<ボルト側>
●15mmソケット(orレンチ)
<ナット側>
●18mmディープソケット(※必須)
トルクレンチは言うまでもなく。ところが私の工具箱には、18mmのディープソケットなんて物はありませんでしたので、慌ててアストロプロダクツへ購入しに行きました。(いつも流石の品揃えで助かりました)
締め付けトルク:
<キャンバーボルト>
●132N・m(※これ重要!)
<下側のボルト>
●155N・m(ちなみに19mmソケット)
キャンバーボルトのオーバートルクは厳禁です。パッケージにも”DO NOT OVER TORQUE”と赤字で表示されています。
4
とりあえず、調整式ピロアッパー+キャンバーボルト、それぞれ両方ともネガキャン方向MAXで装着してみました。
パッと見で、もう既に良い感じのネガキャンですねw
さて、キャンバーゲージを取り付け、測定してみると・・・
5
「3°40'」!
これは流石に行き過ぎましたw
キャンバーボルトの装着により、調整式ピロアッパーでは届かなかったところまで、かなりの調整幅を手に入れる事が出来ました。
6
後程、下のボルト類はネジ緩み止め剤を塗布し、完全に固定してから、ピロアッパー側でキャンバーを微調整し、目標値としていたネガ「3°」にしました。
キャンバーを変化させる事で当然トーインは狂いますので、この後アライメント調整は続きます。
・・・それにしても、真夏にやる作業では無いね、これは。
(;´Д`)
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