ドライブシャフト グリスアップ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
分解の主な手順
①右サイレンサーを外す
②ナンバープレートホルダーを外す
③リアタイヤを外す
④ファイナルケースを外す
⑤リアフェンダー(マッドガード)を外す
⑥スイングアームを外す
⑦ミッション側ジョイントにグリス注入
<分解のポイント>
・当然だけど、事前にオイルガンとニップルに接続できるホースを購入しておく必要あり。
・8mmとか10mmとか太めの6角レンチをよく使うので、レンチよりもソケットを用意して、ラチェットとかスピンナー(ブレーカーバー)を使った方がよいかも。
・スイングアームのピボット部のロックナットを外すため、30mmのソケット(メガネレンチでも可だけど)が必要。新たに買った。
・ファイナルケースを保持というか置いておくため、25センチくらいの台のようなものがあるとよい。
・ちなみに、充填用のグリスにはワコーズのハイマルチグリースM520(ちょう度2)を使用してみた。イメージ的には歯磨き粉くらいの固さ。もう少しコシが強いかも。充填している感じではちょうど良さげ。あとは走って盛大に飛び散らなければよいけど、試走はいつになるか。。
2
<分解のコツ①>
・右サイレンサーを外すには、エキパイ接続部とステー、ボルト2本を外せばよいが、ステーのボルトが接続しているタンデムステップも外した方がよい(これもボルト2本で外れる)。
タンデムステップを外した方がサイレンサーの可動部を大きく取ることができ、外しやすくなる。
(というかそうしないと相当外しづらいし、無理に外そうとするとステーがタンデムステップにぶつかってステーに傷が入る)
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<分解のコツ②>
・フェンダーレスにしている場合はナンバープレートホルダーが無いはずなので、手順②は不要。
リアタイヤ外すたびにホルダーを外さないといけないのでめんどい。フェンダーレスにしたい。
・ちなみに、「フェンダー」がナンバープレートホルダーのことを言っているのか、マッドガードのことを言っているのかいまいち不明確。
・一般的にカスタムでフェンダーレス化と言った場合、少なくともV11ではナンバープレートホルダーを外すことを指すと思われる。
・ヤフオクなどでカーボンリアフェンダーなどと売っているものはマッドガードのこと。
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<分解のコツ③>
・リアタイヤを外す際、リアブレーキもブラケットごと外す事になる。
・ブレーキキャリパーがホイールに当たらないよう気をつける。
・リアホイールとファイナルケースの間に幅1.5センチくらいのカラーが入っているのでなくさないこと。
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<分解のコツ④>
・リアクションロッド接続部のボルトを外す。
・ここまで外せばファイナルケースはドライブシャフトに刺さっているだけなので、後ろに引けば外れるはず。
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<分解のコツ⑤>
・マッドガードは小さめのボルト4本でとまっているだけなので、ボルトを外して普通に外す。
・そういえばスイングアーム後端にも左右ともカバーがはまっているので、これも外しておく。それぞれボルト1本でとまっているのみ。(左はアクスルシャフトが通っていたはず)
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<分解のコツ⑥>
・スイングアームとリアサスペンションの接続部のボルトを緩めておく(外せればいいけど、リアのサブフレームと干渉してボルトが抜けない=外せないので、とりあえず緩めるのみ)。ちなみに結構な力で締まっていた。
・スイングアームとステッププレートの接続部を外す。
・まずは位置確認のために現在の位置をロックナットと接続ボルトにマーキングしておくといいかも。
・次にロックナットを外す。30mmのソケット必要。
・接続ボルトの飛び出しシロを測っておくといいかも。
・接続ボルトを外す(接続ボルトと書いているが、正確には接続しているわけではなく、接続ボルトでスイングアームを挟むことでアームを支持している)。
・スイングアームを少し傾け、リアサスペンションとの接続ボルトを外す。
・スイングアームを挟む2本のボルト、リアサス接続部左右の1本のボルト、計3本のボルトが外せれば、後ろに引き抜けばスイングアームが外れるはず。
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<分解のコツ⑦>
・スイングアームまで外せたら、ドライブシャフトのミッション側ジョイント部に角度をつけ、グリス充填用ニップルにアクセスできるようになるので、新しいグリスを充填する。
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