まだ走れるのに捨てられる車

hydeaki66 さんのブログにMTV Pimp My Rideの記事がありました。この番組は私も好きで良く見ています。アメリカで製作されたこの番組では、視聴者のボロ車に、通常では考えられない改造を行い、世界に一台しかないカスタムカーを作成します。

後部座席に滝を作ったり、犬用のシャンプー台やジュースサーバーを作ったりと何でも有りです。登場するボロ車も、日本では信じられないくらいぼろい。全てのドアが開かないので、ハッチバックから乗り降りしたり、ダッシュボードの奥から生きたネズミが出てきたり、さびで穴が空きまくったルーフ、４輪とも全て異なるホイールとタイヤなど・・・

さらに驚くのは、オーナーの話では、こんなボロ車であっても、アメリカでは数万～数十万円で売られている車だそうです。
この番組を見ると、日本の車市場が恵まれていることが分かります。中古車市場を見渡すと、数万円で買える車ってたくさんあります。新車当時では数百万円した高級車でも、10年経つと、数万円で売られていることがざらです。まだまだ走ることの出来る車であっても、値が付かないために廃車にされる車も相当数あると思います。海外の人から見たら、非常に贅沢な話ですよね。

写真に写っているのは、番組でオーディオ部分の改造を担当しているマッド・マイクです。海外出張で訪れた展示会で、彼がサイン会を行っていました。で、一緒に撮ってもらいました。
一応、「日本で、Pimp My Rideを見てますよ～」と言っておきました。