2014年02月11日
日本の捕鯨船団がNZの排他的経済水域に侵入して、NZより非難を受ける
国際経済法にて
WTOの前身、GATTについて学んだことがある。(ふる~~~い)
その古い昔からの問題であるのだよ。
イルカや鯨を殺すことが気に入らない国家があるということが。
アメリカ合衆国は、メキシコ共和国を相手にして、以下のように国際裁判を提訴した。
メキシコはカリブ海において漁業をするときに
魚の群れを追いかけてきたイルカたちを漁の邪魔になるになるので
殺戮しておいて後、魚を取っている。
そのような漁法によって得られた魚には、通常以上の
税率の輸入関税をかけて、輸入を阻止することは
GATT 第○○条 第△△項 C に記載の
・環境に対して配慮をしないで生産されたるものに対して、
経済面における国際競争において不当競争を防止する
もので合法である。
GATT 貿易と関税に関する一般協定、にしても
WTO 世界貿易機構 にしても
公平公正な経済活動に基づく国際取引を求めています。
環境に配慮しないで生産活動を行うことは
環境を配慮して生産活動を行わないことい比べて
環境対策費用が浮く分、競争力を持つということになります。
これは不公正な競争であるということは、誰の目にも明らかですよね。
その条文を読み替えて
アメリカはメキシコから安価に輸入される魚を止めようとしたのです。
言い訳は、イルカがかわいそう。
みなさんは、どちらの主張が正しいと思われますか?
授業では
アメリカ と メキシコ に分かれてディベートをしました。
実際の判決はどうであったか・・・・・・
さて、この観点からすると、
いくら品物が安価であっても
1)環境対策がなされていない工場での生産
2)労働者の労働環境が守られていない労働環境での生産
(過長労働や低賃金労働)
3)その他、社会的不正義の存在する状態での生産
そのような、生産過程を経てきたものは、不当に安価であって
不当な手段で市場を席巻することにあるでしょう。
そして質の悪い商品であふれかえることになる・・・・
どうして世界中の国は中華製品にこのような理由で高騰な関税をかけないのでしょうね。
不思議に思いませんか?
さて、ようやく本題。
NZが日本の捕鯨船が自国の排他的経済水域に侵入したことに
お腹立ちのようです。
もうこれは、あきらかに宗教観の違いに由来する問題ではないでしょうか?
みなさんは家族内での宗教戦争に出会ったことはありませんか?
あんなもの、関わるだけ、損です。
だって、譲り合わないんですもの。
喧嘩するだけの体力を失うか、死んでしまうか、離縁するか、遠く離れて交際しないか、
和解だなんてあるわけない。
バカになれないんですものね。
互いの文化や価値観を認めない間に
融和などあるのでしょうか?
維新のときに、牛鍋だなんて、喜んで食べなければよかったのに。
これまで大事にしてきた、益獣を食べるだなんて。
今からでも遅くはない(うそ)
ハンバーガも食べずに、○○牛も食べずに
アメリカをはじめとするあのプロテスタント国に
牛を食べるな!といってやりましょう。
そんな気持ちにならなくもないです。
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Posted at
2014/02/11 09:28:17
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