もったいない

家着にしている中古の付け下げ。

どうやら、かなりの年代モノ。

裏地も相当にやれている。一冬着たら、裏はきっとボロボロ・・・。仕替える？

袖がほちけている。男が着るには、袖口が小さいから、古びた弱い糸はすぐに切れる。

それを縫い合わせた。普段着だから、これで十分。




問題は、一番の一張羅として求めた正絹袷。

下ろしたてなのに、帰宅後の洗面での手洗い時に、石鹸が飛んで

撥水加工済みだったので、袖のはうまく取り除けたけど（それでも撥水作用はなくなった）

左前のたるみに隠れたのに気づかず、数分後に発見・・・


これが脱色染みになっててしまった。


ままよと、芸妓さん手ぬぐいを塗らして、トントンしたら、点から面に脱色した始末。

調べると、脱色ではなくて、撚り糸の撚りが変わって、光沢に違いが出ている模様。

上記を書ければ元に戻るとあったので、ドライヤに濡れてぬぐいを口において、

ブ～ン。

なるほど少しはましになったけれど・・・光の加減でハイライトでは分からないし、

暗室でも分からない。


中途半端な明かりのときに、よく分かる。

つまり、室外の日陰と、明るい室内。

困ったものだ。


これから3月までは着ていたいのに。

クリーニングなんで出していられない。

紅葉に間に合わない・・・

週末一度、相談しに行こうと思う。

（スチームアイロン試すかなあ）