
低山の登山で、むすめの登山訓練をしようと。
きっかけ? 去年の夏もそうだけど、帰国後は、あまり遠出をしなくなる。
天川村だけは、必須だけど。京都も奈良も神戸も行かない。
(去年は送り火行ったけど、今年は(も)雨で止めにした)
プールで水泳訓練。
さて、季節は秋になった。そろそろ活動しようか。
「高野山の女人道を行く」 南海電車のパンフレットを見てそういう。
どうやら、伏見のお稲荷さんのような鳥居の連続した絵に惹かれたようだ。
南海はSWに乗り放題切符がある。それを使わない手はない。
なので、今回は神戸。以前から構想を練っていたルート。
神戸市須磨~塩屋と五色塚古墳の組み合わせ。
須磨の山の上までは、須磨公園駅からロープウェイ利用のつもりだった。
初めての山登りで、嫌になられては困るから・・・
しかし!山陽電車の須磨・垂水地区の乗り放題切符の存在を知ると、どうでもよくなった。
ご褒美に、明石焼き(玉子焼き)を与えれば何とかなる。明石に行かなくても、垂水駅前に美味しいところがあるようだし・・・。
ままよと、山陽塩屋駅で降りる。10:30。朝早く出ているから、「お昼」にしたい。小さな商店街? の飲食店は「11:30から~」「12時から」。やっぱり・・・ でも7時からあいている喫茶店で軽食を。
食べたら喜び元気になるむすめだから。
六甲山の一番西の端。六甲山縦走ルートがあるらしく、案内板がある。ただそれだけ。
舐めた登山ではあるが(水はたくさんなあるが、行動食もなく、地図もなく。着物で。草履で。まあ地元の人の散歩コースでもあるのだけれど)
山陽塩屋にはなんの観光案内もなく、前もって調べておいた地図の記憶に従って線路沿いを東へ戻る。階段道路の踏切を越えて、普段は平日のひとつの曜日にしか公開されない異人館が開いている。結婚式だという。その上に西向かい地蔵がある。道なりに進んで階段を登る。振り返れば早速、明石大橋と淡路島が見える。
花崗岩の脆い地盤のため切り枝で階段が作られている。そうでもしないと雨のたびに土砂の流出がひどいだろう。六甲は怖い山である、そう思う。実に脆い。表土は黒く影響下が高く木々も根を張るが、その下の地盤は・・・。
このあたりは東西に割れる六甲山麓の断層が、標高を下げながら、海へ沈み、明石海峡を越えて、淡路島の南北には知る断層へと続く「屈曲点」に位置する。
照葉樹のなかを40分ほど登ると・・・
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Posted at
2015/09/10 23:31:36