中国人に物申す

先日の南紀旅、特急電車の中で、自由席だった。

朝の電車で天気はよくなかったが朝日がまぶしかった。

和歌山県内はカーブが多く、方角はすぐに変わる。

突然、日が射すここともある。



私たちの後ろの通路側に座った女性が、日差しが入るや否や、私たちの窓のカーテンを引いたのだ。

むすめは「見たかったのに」という。


まあ、そうだろう。

人のテリトリーに無断に侵入するのは、中国人。



私は途端、悲しくなった。


中国国家は、他人のテリトリーに土足で踏み入る。しかし、国民一人ひとりは違うと信じていたからだ。



私は、かっとなって、席を立って、女性のところへ言ってこういった。

「カーテンを引くなら言葉をかけなさい。これが日本の、日本人の礼儀です」


しばらくすると、彼女は席を替わった。


私は、「中国人は・・・」とぷりぷり怒っていた。

それを見てむすめは、「中国人なの？」と聞く。



私は「彼女は中国人です」と中国語で言って、こう付け加えた。

「おとうさんは、世界中の言葉を話すことができる（それはうそ）。

それだけではなくて、礼儀というものを知っている。

人のテリトリーに入るときは声をかけるのは当たり前。

中国とは国だけだと思ったら、人間も無礼である。悲しい」




みなさんも、外国人の非礼を見かけたら、恐れず注意をしてください。

それこそ、愛国心というものです。



非礼とは、日本人が考えるところの礼儀と、世界基準で当たり前とされるはずの礼儀のいずれかか、あるいは両方からみて、非難されるべき行為のことです。