2015年12月26日
和装で京都の観光地をうろつくと中国人に間違われる。
前項の続き。
中から、代金を英語で言っているのが聞こえます。そして「チャイニーズ」とも。
だから言ってやりました。声を大にして。
「日本人ですけど」
中国人ではないと分かったようで「道理で、クーアイ(可愛)が通じないんだ」
「いやいや、かわいいですか?この子。あはは」と返す。
「このあたりで和服着て歩いている中国人男性が多い」
あほか。ついさっき、店先の陶器を見て、挨拶をしただろうが。
「祇園ならまだ大丈夫ですよ」
「いや祇園も同じですよ。それ自前ですか」
「ええ、自前の正絹ですが。何か?」
祇園、いいですよ、和装。まだ祇園で中国人に間違われたことはないですけど、いずれそういう時代が来るのでしょうか。
京都で和装は、修学旅行かアジア人・・・ってね。
このような不愉快な思いをしたのは初めてです。
そろそろ京都も卒業でしょうか。
実のところ、半年先まで旅行の予約をしています。毎週の京都は卒業しようと。
外国人は何を求めて京都に来るのでしょうか。
それは、日本が京都が、本当の日本の文化を発信できずにいる、
お金だけ欲しがっている、「きりまる」くんに成り下がっているからだと思います。
さようなら、古きよき日本。
退職後、京都に住むという願い。やめて、一足飛びにフランス移住も考えたほうがよさそうになってきました。
65歳から90歳まで京都に住むのと、65歳から70歳までフランスに住むのなら、後者の方が性に合ってます。
食いはぐれたら、生活保護目当てに帰国します。
日雇い手帳を作ったことのある経歴を持つ僕には十分耐えられる生活です。
追記
清水のあるお店で、それも複数、野菜の柄をプリントした陶器に出会いました。
破格の安さと品のなさ、中国製を疑いましたが、自分用に買いました。
帰宅して検索すると「美濃焼き」とわかりました。日本製でなによりでしたが、
清水で美濃焼きとは、京都もプライドを捨てにかかっていますね。
大丈夫かな・・・。
お金持ちなら、1万も2万もする、いいやつ買えるのになあ。そう思いました。
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京都夜話 | 日記
Posted at
2015/12/26 23:44:45
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