最初と終わり　　フランスのポケモンGO

関空の待合で、同じ飛行機に乗るフランス人の若者集団が、

「ポケモンGO」の話をしている。

日本でのことを話しているのか、

フランスにも上陸して悪しき感染を広げているのか、

話の内容は分からなかった。



帰りのリヨン空港の待合に、売店があって、書物も売っていたが・・・

あまりにひどいものであった。昨年のジュネーブとは大違いである。

去年は「スイスの歴史」と題された本を買ったのだが、今年はそういうものはなかった





かわりに自動車の雑誌とか（表紙は新型C3の記事）

エロ雑誌がいくつかあった。



そのエロ雑誌に「偉大なるオーラル」と題された横に

「ポケモンGO攻略法」らしき文字があって、




ああフランスでも、ポケモンGOは

いい大人がやるものだが、

残念、エロ雑誌の記事程度のものなんだと、思わざるをえなかった。




つまり、ポケモンGO愛好者は、エロ雑誌購読者層とかぶるというわけだ。




リヨン市内では、英語を話す人が意外と多く、

知性に溢れた地方だと、満足しての帰国の途だっただけに、




最後の最後のエロ雑誌とポケモンGOには、再訪の意思を削ぐものとなった。




エロ雑誌を機中で読みたい方は、市中で調達するようにしていただきたいものだ。

国際空港は、世界への顔であるのだから、恥さらしにならないものでなければならない。