フランスの戦没者慰霊碑について

フランスの戦没者慰霊碑について
１）ヴィエンヌ　駅前には「第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦没者を忘れないため」の碑がある。
２）メクシミュー　町の中心に第一次世界大戦で「フランスのために亡くなったメクシミューの子供たちのため」の碑がある。
３）ペルージュ　村の中心に第一次世界大戦で「フランスのために亡くなったペルージュの子供たちのため」の碑がある。
４）リヨン　一番大きな広場からジャコバン広場に通じる通りの角に第二次世界大戦で「自由のために亡くなったレジスタンスたちの死を世界に言い伝えるため」の碑がある。
日本の戦没者慰霊といえば･･･　もっと市民と社会のための慰霊の方法を考えたほうがよいと私は思うのだ。戦争で軍人が戦死するのは「違法」ではない。市民の殺戮は違法だし、反戦活動家の名誉回復は当然のことだ。
中国に食糧依存をしながら、憲法を改正して武装強化で対抗するのは、お笑いものだ。石油資源がないのに、戦争を始めたあの時とよく似ている。フランスのように食料とエネルギーを自国で確保してこその国防であろうものを。
しかしなぜ7月27日の慰霊なのか？　1794年7月27日はテルミドールの反動、1830年7月27日は7月革命。フランスにとって7月27日は特別な日なのか？　私にとっては娘の誕生日。フランス愛好家の父をもってお前はフランス社会での生存を運命付けられたものと自覚せよと、日ごろから「洗脳」しているのだ。

写真は後日