ゆとり世代のいいわけ

ゆとり世代には、期待をしていません。

なぜなら、日本人には、彼らは逃げ口上ばかり得意で、真剣に問題に取り組むことがない、からです。




以下の通り。

19歳の女性の新聞投稿。ゆとり世代はだめだといわれるが、

１）学習量が少ないのは確か。

２）言わなければしない。裏を返せば言われればできるということ。

３）知識偏重ではなく、問題解決指向型の教育を受けている。

として、ゆとり世代の利点を書き綴ります。



が、

１）日本にフランスのような、放課後自己責任型教育を取り入れたのですが、

残念、日本人は、学校の宿題が出されないと、勉強をしなかったのです。

自主的に、自分で課題を見つけて勉強をするということがなかった。

それで、受験戦争世代とは大きく学力の差ができてしまった。

（フランスは、学校にいる間だけ公権力によって拘束されるが、校外に出ると自己判断に任されるのだ。ゆえに宿題なし）

２）言われなければできないのだが、いわれても学力が乏しいため、言われたこともできない、のが現状ではないのか？

３）問題解決思考というが、知識が不十分なまま、つまり経済学上の戦場で戦う戦闘力が不十分なまま

経済社会に出てきて、自衛のために、さまざまの自己防御＝言い訳、言い逃れ、がとても得意だとおもう。

できないこと、努力できていないことを指摘すると、できなくても別の方策がある。できないことにはそれなりの理由がある、とか

言い訳ばかりが上手で、一向に「本当の問題解決」に至らない。



こうしたことごとから、残念ながら、これまでのゆとり教育は、

多くの日本人にとって、多大な不利益をもたらした。

本来自主的に勉強してほしかった時間を、

バイトや遊び、下らぬ非行に費やしてしまった。



若い時代の時間の浪費は、人生において本当に痛手であって、

しかも、問題解決といって、目先だけの言い逃れの術を身につけさせせてしまったので、

とんと成長の見込めない世代となった。



こう感じるのは私だけだろうか。



ゆとり世代を自己弁護する19歳の女子の新聞投稿を読んで、

背筋の冷える思いがした。



鉄は熱いうちに叩け。