いい雰囲気のお店には、早めに入ること。

開店11時を狙って。

お店の前で写真を撮って、くぐり戸を潜りまして、戸をあけましたら、いきなり女将さんが。

カメラで見てました？？


「予約の方ですか？」　（でも12時過ぎまで予約の人は来なかったけどなあ）

「いいえ」　入り口脇の部屋に案内される。


舞妓さんのうちわがある。

「ここだったら、祇園甲部ですか？」「いえ、宮川町と祇園東です」

「たしかに、「とし○○」などは宮川町ですね」「知っているですか？」

「はい。とし○さんは」　（地元のデパートに京都展で踊っていましたので。京都めっせでも）


壁には、棟方志功の「いろは歌」の版画がある。

「これは、オリジナルですか？　プリントですか？」　若い仲居さんに聞いてみる。

女将が来て「本物です」「いやあ、もちろん分かっているのですよ。話題づくりのために尋ねたまでです」


いい雰囲気の中、女将が写真も撮ってくれました。

それはもう、他にお客さんがいなかったからです。

「せっかくの記念だから」

食後のお見送りでもお庭を背景に写真を撮ってくれました。


いい思い出になりました。