
フランス旅はまだ大晦日のアミアンを書いている途中だけれど、
2月、建国記念の日を利用した、三重県の旅をさくっと紹介する。
この時期に三重の旅をする理由は、
(1)日本1周を目前に、三重は長島のアンパンマンミュージアムしか行っていないこと(三重には関連性がない)
(2)建国記念の日には神宮で催事がある
(3)近鉄電車の休日3日乗り放題切符が有効に使える
(4)3月17日のダイヤ改正を控えているが、これまで近鉄は快速急行を急行に変更し、更に次のダイヤ改正では大阪線でも名古屋線でも、大幅に停車駅が増えて、桜井~榊原温泉、江戸橋~中川が各駅停車になるとは、とてもひどいので、今のうちに乗っておこうというわけ。
ピボットタウン(手ぶら旅をするために宿泊地をひとつに定めるのだが、その町のこと。筆者の造語)を松阪とした。
(移動上のピボットは伊勢中川駅であるが、周辺に安宿がないのと、中川乗車では着席が難しく、6分離れた松阪のほうが却って便利であること。乗り放題だから電車賃を気にしなくていい)
大阪からは、急行(ないし快速急行)で1本ないし、青山町行き急行のち各駅停車で中川、名古屋からの急行に乗り換え、という方法がある。
僕は始発に乗ると、上本町発8h15の急行がやっとなので、これひとつで松阪に入る。2時間弱の旅である。クロスシートの5200系のシートは京阪旧3000系のへたったシートのように柔らかすぎるのがよくないが、トイレも付いていて(男性には)快適である・・・か。
城下町松阪の見所は、伊勢商人の旧家、武家屋敷辺り、本居宣長のこと、そして伊勢木綿である。
駅前でレンタサイクルを借りて出発2時間半ほどして雨になる。小雨だが、自転車を返却、未だ14時30分。徒歩旅の開始である。
閉館30分前に滑り込んだ、伊勢織物の会館で、よいものを見つけた。麻で染めた伊勢木綿の作品が並ぶ中、反物に目が行った。
機械織りで2万円を切る。手織りで9万円足らず。機械織りなら仕立てて、4万円に届かない。
生地こそレディメイドだが、仕立てはオーダーメイドである。
オートクチュールであっても10万円程度である。
今回は時間がなかったが、近いうちに仕立ててもらおうと考えている、(まずはお試し、機械織りの反物で)
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ドメスティック遍路 | 日記
Posted at
2018/02/14 23:34:28