ヴィルヌーヴ　アヴィニョン

アヴィニョンのローヌ川を挟んで対岸にヴィルヌーヴ　新町　がある。

今回は初めての訪問である。

駅から歩けない距離ではないし、ヴィルヌーヴ駅もあるが、列車の本数は確かではない。

ヴィルヌーヴ駅からも観光施設まではかなりの上り坂があると容易に想像できるので、

アヴィニョンの案内所で勧められたヴィルヌーヴの案内所を通り過ぎて

その先の上り坂を進んで、観光駐車場のバス停で降りた。

たくさんの人が案内所前で降りたが、朝から市が立っていた。

シャトールーズ（修道院）、要塞、美術館、教会、そしてアヴィニョン橋のこちら側の塔と巡り、

バスの待合でそばの市民公園（大変小規模だが手入れされた西洋式庭園が美しい）を見て

アヴィニョンに戻ってきた。


以下遅ればせの暑中見舞いから転載

観光客はそれほどいなくて散策するのに最適だ。シャトルーズという旧修道院の独房は、食事などを運び入れる小窓とトイレ、明り取りの窓を備えるだけの閉鎖空間でこれがいくつも並べられている。こうしたカトリックの宗教施設が近代監獄のモデルとなったとフコーが説くが、実物を見て腑に落ちたのである。



写真は要塞

麓に人物が確認できるだろうか。その比較で規模が想像できよう。